
高尾歳時記 2026年10月31日
昨日(10月30日)、富士山初冠雪の便りがありました。
読売新聞の記事によると(*1)、今年から富士山初冠雪の観測方法が変わり過去とは単純比較できないとのことですが、昨年より7日遅く、平年より28日遅い観測となり、初冠雪の記録で最も遅い2024年11月7日に続く過去2番目の遅さだったとのことです。
観測方法の変更ですが、以下、ウェザーニュースからの記事から引きます(*2)。
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なお、気象庁は今シーズンから初冠雪の目視観測を取りやめ、最新の観測技術に基づく「解析積雪深」により初冠雪を記録しています。これにより、昨シーズンまでの甲府地方気象台からの目視観測の手法よりも早い発表となった可能性があります。
…気象庁は昨シーズン(2026寒候年)まで、全国44の山を対象に職員の目視により初冠雪の観測を実施してきました。今シーズン(2027寒候年)からは初冠雪の目視観測は廃止され、アメダスや気象レーダー、気象衛星ひまわり等の最新の観測技術を活用した「解析積雪深」をもとに初冠雪を記録する方針となっています。
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気象庁の受け売りですが(*3)、寒候年とは、特に断りが無い限り、前年8月1日から当年7月31日までの期間。例えば、2022寒候年は2021年8月1日から2022年7月31日までの期間とのことで、暦年をまたいで通算すべき冬季の季節現象の統計に使用する場合は、このように年を区切るのだそうです。
「解析積雪深」が具体的になんのことかは知りませんが、従前の気象台からの目視による観測では、その日の天気(曇って視界が遮られ山自体が見えない)や、物理的位置(山の反対側が見えない)や、時刻(日が暮れてから降り積もっても暗くて見えない)など、様々な制約がありそうです。新しい観測方法は、様々な技術を用いた科学的なものであるということはわかりましたので、それなら結果の正確性と比較可能性は飛躍的に向上しそうです。
ウェザーニュースの記事によれば、新しい観測方法になったことにより「昨シーズンまでの甲府地方気象台からの目視観測の手法よりも早い発表となった可能性が」あるということですが、既述のとおり単純比較でも例年より遅い初冠雪だったということですから、従来の方法だったらもっと遅かった可能性があるということでしょうか。
本日早朝の高尾山口駅前の気温は10℃。ここ数日早朝冷えこむ日が続きましたが、今日早朝空は晴れ渡り、放射冷却で一段と冷えこみが進みました。
今の時期高尾山は年間を通じて人出がもっとも多い季節です。人混みを避けるために夜明けとともに出発、午前9時前に下山しましたが、駅前はすでに黒山のひとだかり。すごい人出です。気温も早朝にくらべてぐっと上がって20℃近くになりましたが湿度が低く、空気の肌触りがカラッとしていて絶好の山行日和でした。
本日日本列島は西高東低の、冬型の気圧配置になり、南関東は爽やかな晴天になりました。冠雪した富士山の眺望もバッチリでした。








森の動物にとって貴重な栄養源です。

識別できるほどドングリの実は詳しくないのですが、シマシマ帽子なのでカシの木のドングリのようです。

こちらもシマシマ帽子。


















今日見つけたのはここだけ。



あわててカメラを出したのですが、ちょっと間に合いませんでした。体の前半分は厚い落ち葉の下に潜っています。
見た目もありますから、ヘビが怖いかたもいると思います。ですが、ヘビは高尾の森の豊かさの象徴。大事な森の仲間です。こちらからなにかしかけないかぎり、むこうから襲ってくることはありません。












引き続き、富士山の遠景は良好です。








引き続き、冠雪した富士山の眺めは良好です。



*1
読売新聞オンライン「雪化粧の霊峰堪能 富士山初冠雪」2026.10.31
閲覧日:2026年10月31日
*2
ウェザーニュース「気象庁が富士山の初冠雪を発表 今季からは甲府からの目視観測は廃止」2026.10.30
閲覧日:2026年10月31日
*3
気象庁HP 知識・解説 天気予報で用いる用語 時に関する用語
閲覧日:2026年10月31日