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「“最近、立ち上がりがしんどそう”から始まった、チームの連携」

    「最近、立ち上がりがしんどそうです」

    その一言が書かれた、小さなメモがPT室の机に置いてありました。
    介護士さんが、利用者さんの様子を見て感じたことを、そっと伝えてくれたものでした。

    たった一言。
    でも、それはPTとして大きな“入り口”になりました。

    ⸻

    すぐにその利用者さんの状態を確認し、動作観察・筋力評価を実施。
    そこから、移乗の方法や椅子の高さ、環境面の調整へとつなげていきました。

    すると――

    「前よりスッと立てるようになった」
    「生活動作が少し楽になった気がする」

    利用者さん本人の言葉や、他職種からの声で、変化を実感できるようになりました。

    ⸻

    この経験を通して思ったのは、
    “報告”ではなく、“気づき”の共有こそが、連携のはじまりだということです。

    「立ち上がりがしんどそう」
    「最近よく眠れていないみたい」
    「ご飯を食べるスピードが落ちてる」

    こうした何気ない気づきを、専門職が受け取り、つなぎ、形にする。
    それが、生活の質(QOL)を高める第一歩になるのだと思います。

    ⸻

    チームケアって、壮大なプロジェクトじゃなくて、
    こんな風に「気づきを渡す」「それを拾って動く」小さなやりとりの積み重ね。

    だから、あのメモをくれた介護士さんには、本当に感謝しています。
    その一歩がなければ、僕たちPTは動けなかったかもしれません。



    そして次回の記事では…

    このような“気づき”をどうやってチームで活かしていくのか?
    記録や声かけ、関係づくりのコツなど、実践に役立つ情報をまとめます。

    リハビリ職、介護職、看護職、誰が読んでも活かせる内容を目指しますので、
    よければ「スキ」やフォローで、お待ちいただけたら嬉しいです。


     
     
    終末期ケアの「これでいいのかな?」を一緒に整理します。 ご家族が感じる迷いや後悔に、現場での経験から向き合います。 (専門職の方向けの症例整理記事もあります)

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