メインコンテンツへスキップ
見出し画像

『恋のバス停』楽曲制作ライナーノーツ(後半)

    ライナーノーツ「前半」はこちらです!

    楽曲をまだお聴きくださってない(またはもう1度聴いてやろうという)方は、こちらから^^


    「恋のバス停」歌ってくれたのは羽根宮糸夜さん!

    素敵な歌詞・舞台設定をしてくれたのはソラノイロさん!


    歌詞ができるまでのお話は、ソラノイロさんの上記の記事に詳しく載っています。オリジナルの歌詞も載っていますのでぜひ見てね。

    今回オリジナルの歌詞を読ませていただいて、キャッチーなポップスを創ってみよう!とすぐ思ったのですが、なかなかとっかかりがつかめず。

    歌詞のプロトタイプから何度か変更もしていますが「今日も逢えたねハッピー(ハッピー)」のところはわりと早くできてました。

    そして、その時点ではメロディはまったく浮かんでいなかったのですが、ソラノイロさんから「パッと思いついたメロディ」がメールで送られてきまして、これをベースに作曲に取り掛かりました。
    それが、こちら。

    画像

    そして曲の構造上、同じメロディをもう1回使いたいな、と思って、いろいろ脳内で言葉遊びをしてたのですが・・

    もしも肩が触れ合ったなら
    ドキドキが隠せない

    この部分から「肩が触れたらdokky」という部分が生まれました。
    ドキドキという言葉を分岐させることを思いついたのは個人的にはファインプレーでしたが、対になるもう1つの言葉がなかなか生まれず・・・
    ドッキーだから、ラッキー?とか、キャッチー?とか考えてるときに

    はねた髪がかわいい(⁠⁠´⁠ω⁠`⁠⁠)
    そんなあなたが好き♡

    好きかぁ、そういえば直接的な表現ってまだないよなぁ・・
    スッキー・・・sukky!?

    勝手に言葉を作っちゃいました(笑)
    結果的に羽根宮さんには大うけしてくれました。
    楽曲自体難しかったけど、きっとこのパワーワードを歌いたくて頑張ってくれてたのかな、と勝手に想像しています。

    ちなみに楽曲の中ではスッキー(sukky)の合いの手のsukkyは、ちょっと控えめな音量に下げて、奥ゆかしさを意識してみたり。

    その他、バスに乗り込んでから先に気になる彼が下りる、といった時系列を加えさせていただいて「恋も動き始める」「恋も動き続ける」と変化をつけてみました。

    ちなみにこの曲、フェードアウトで終わってるんですが、僕の作る曲でフェードアウトって実は少ないんですよね。でも「恋も動き続ける」としたことで、曲を着地して終わらせるより終わらない恋の予感、ということでフェードアウトを採用してみました。

    ちなみに、ソラノイロさんのオリジナルの歌詞をそのままに、恋バスのカラオケをBGMにしてボイスドラマ風にしてみる、とかも、面白そうだなと思ったりもしてます。。今思いついただけなので、実現するかは分かりませんが。。


    ここからは、ちょっと余談です。
    Xのほうで、この楽曲を聴いてくださった方から感想をいただきまして。
    この方は僕が若い頃の作曲活動や楽曲を知っている方で、こんなコメントを寄せてくださっていました。

    『これぞ、くえすさんの曲!』って感じがしますね✨学生時代に好んで聴いていた、アイスの歌やSweets等、懐しい曲の数々を思い出します👍

    — ハヤブサ軍曹@九州喇叭長 (@Hayabusa90bugle) June 11, 2025

    「アイスの歌」も「Sweets♪」も若い頃、まだ20世紀の時分に作った曲なんですけど、今回の「恋バス」を聴いていただいて「懐かしい」というワードをいただきました。

    もちろん過去の作品と、今回の「恋バス」には何も繋がりはありません。なのに、なぜ、懐かしいと感じてもらえたんだろうか?

    そんな話を別の作曲仲間にしたところ「あの頃との共通点」が1つ、浮かび上がりました。それは・・・

    「プロではないけど、でも歌が好きな方が楽しそうに歌っている」

    といった点でした。
    (余談。もっとも「アイスの歌」は自他共に認める「歌が下手な子」が自分で歌詞を作って曲作ってくれって言ってきて、それを自分で歌いたい!下手でいいから歌わせてくれ、と直談判しにきたんですが)

    最近は技術的な進歩もあるし、すごく上手い人だって探せばいるだろうし、なんならボーカロイドやAIボイスだって音程を狂わせることなく楽曲を整えてくれるんでしょうが・・気がつけば

    26年、27年くらい前にやっていたことを、今もやっている!

    このことに、気がつかせてもらいました。
    つまり「あの頃やりたかったことを、今の環境でできている、させていただいている」という、ありがたい事実。
    そして、それを聴いてくれる人がいるという、ありがたさ。
    ネットを介しながらも、人のぬくもりを感じながらのコラボレーション。

    いろんな創作のアプローチがあるけど、これもこれで「1つのスタンス」として楽しんで続けていけたらな、と思ったのでした。

    もっとも、このポストを書いてくれた方。僕の作った曲を過去の思い出とともに覚えていてくれたこと、本当に嬉しいですよね。

    今noteで、みんなと一緒に創っている作品たち。
    あの頃と同じように、創った歌詞、メロディ、付随して生まれた創作物、創ったときのエピソード・・機械には語れない、自分で時間や気持ちを創ったからこそ残るもの・・・

    自分の宝物であり、そして誰かの思い出の一片になれば。


    さぁ、恋バスの次の停車場は、どこでしょうか^^



    この記事が参加している募集

     
     
    気の赴くまま音楽を創ってます。作曲・編曲・企画動画、たまにみんなでコラボしてます。音楽以外の趣味は、阪神タイガースの応援とドラクエ。 BGM素材使用はこちらで。 ・audiostock https://audiostock.jp/artists/54008

    あなたへのおすすめ