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チョココロネvsパンの耳。前世で毒殺された(?)娘の選択

    うちの娘は、幼い頃からかなりの偏食です。

    ​当時は食べられるものがもの凄く少なくて、学校の給食もほとんど食べられない日があるほどでした。

    娘いわく、「食べたことのないものを口に入れるのが、とにかく怖い」のだそうです。

    ​「そんなに怖がらなくても……」と思うくらい慎重に、本当に少しずつ味見をしては、

    「無理〜〜〜!」

    と言われるのがわが家の日常(笑)。

    ​あまりの警戒心の強さに、家族の間では、

    「さては娘、前世で毒殺された経験でもあるんじゃない……?」

    なんて噂されているほどです。

    ​*

    ​そんなある日のこと。

    パン屋さんで買ってきた「チョココロネ」と「パンの耳」を、娘の目の前に差し出してみました。

    ​チョココロネは、娘がパン屋さんで食べられる、数少ない大好物のひとつ。

    一方、パンの耳も娘の大好物。

    ​(さあ、どっちを選ぶかな? 本命のチョココロネかな?)

    ​そう予想しながらワクワクして見守っていたのですが……娘は迷うことなく、すっと手を伸ばしました。

    ​なんと、選んだのは**「パンの耳」**!!!

    ​「えっ!? そこはチョココロネでしょ!?」

    と思わず心の中で突っ込んでしまいました((笑))。

    ​人それぞれ好みは違うと分かっていたつもりでしたが、まさかの大ハズレ。娘の斜め上をいく選択に、本当に驚かされた楽しい思い出です。

    ​*

    ​世間一般の「こっちの方が豪華で美味しいはず」という基準は関係なく、自分にとって「安心できるもの、大好きなもの」をまっすぐに選ぶ。それが、うちの娘らしさなんだなぁと気づかされました。

    ​だからこそ、学校の給食を食べられなくて、時々はらぺこで帰ってくることがあっても(笑)、私は無理に食べさせようとはしませんでした。娘のペースを、そのまま大事にしてあげたかったんです。

    ​そんな風に、娘の「安心」に寄り添いながら見守ってきた今。

    あんなに怖がりだった娘も、少しずつ、自分のペースで食べられるものが増えてきています。

    ​周りと違っても、自分のままで大丈夫。

    そんな風に、大切なことを教えてくれるマイペースな娘が、私は大好きです♥

    ​今日も、ありがとう♥

    #創作大賞2026 #エッセイ部門

     
     
    ​心のサプリふわりです。心がふんわり軽くなるお話をお届けしています。 YouTube「凪さんのまどろみ図書室」では、眠れない夜の朗読も配信中🌙

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