
同じ回数よりも、一回の深さ
#03では、トレーニングで使う筋肉を意識することについて書いてみた。
そこから続けていくうちに、今度は「どのように動けば、より筋肉に負荷がかかるのか」を考えるようになった。
最初は決めたメニューをこなすことで精一杯だったが、少しずつ意識が変わってきた。
プッシュアップを例に、腕の開き方、顔の向き、身体の姿勢など、細かな部分を意識するようになった。
自分なりに角度や姿勢を変えてみると、筋肉に効いている感覚が変わる。
大きな変化ではなくても、少しの違いで身体の感じ方が変わることが面白かった。
続けられるようになったからこそ、ただ回数をこなすだけではなく、1回の動きを考える余裕が生まれた。
限られた時間の中で、どうすれば自分にとってより意味のあるトレーニングになるのか。
その考え方は、以前の接客の仕事にも通じる。単に作業をこなすのではなく、何を意識し、どう取り組むかで結果は変わる。
細身の自分が、限られた時間の中でどれだけ身体を変えられるのか。
ジムなどの設備に頼らず、自重トレーニングで自分を変えるという、当初の目標を思い出しながら普段のトレーニングをこなす。
そして、50歳になったときに目指しているのは、「まだ動ける」ではなく「今が一番動ける」と言える身体。
どれだけ質を追求しても、続かなければ積み重ならない。
歯磨きや洗顔のように、日常の中に自然と組み込めること。それが健康を維持し、身体をつくることにもつながっていく。
今日の10分は、50歳の自分への投資。