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店舗に足を踏み入れた時の感覚の話

    “雰囲気”。

    よく使う言葉だが、柔らかい印象のようでいて、実はかなり核心に近い要素だと思っている。

    その場に入った瞬間に感じる、言葉にしづらい空気。

    居心地がいいと感じるのか、少し緊張するのか。

    それだけで、その後の行動は大きく変わる。

    前回の投稿でも触れたが、店舗の“空間演出”は設計されている。

    外観の見え方、立地、周囲の環境。客層やニーズの想定。

    そこから商品構成、什器、導線、オペレーションまで組み立てられていく。

    ここまでは、ある程度どのブランドでも共通している。

    ただ、実際にOPENを迎えた瞬間、もう一つの要素が加わる。

    “人”だ。

    その場に立つスタッフの空気感。立ち振る舞い、距離感、視線。

    それらが加わったとき、はじめて“雰囲気”が完成する。

    さらに、店内に流れている音楽。

    主役ではないが、確実に空間の温度を変える存在。

    気づかないうちに、滞在時間や気分、そして購買の意思決定にも影響している。

    つまり、

    雰囲気は偶然生まれるものではない。

    空間の設計と、そこにいる人間、そして音。

    そのすべてが重なって、はじめて生まれるものだと思っている。

    だからこそ、

    入店した瞬間に感じる“何か”は、軽視できない。

    それは、その店がどんな体験を提供するのかをすでに伝えているから。

     
     
    「似合う」を育てる記録。 服だけじゃない。 身体も。 暮らしも。 人との関わり方も。 接客で学び、 日々の暮らしで気づき、 40歳から始めた「MOVE.50」とともに、 50歳の自分を育てています。

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