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Photo byfpen_88

ダウを裁量で見る ― なぜここだけはEA化しないのか

    「EAと裁量の使い分け」を書いた。 俺の手法の中で裁量判断が入る部分が、15分足のダウと1分足のローソク足判断。

    今日は15分足のダウを深堀りする。

    ダウ理論って何

    シンプルに言うと「高値と安値の動きでトレンドを判断する」考え方。

    上昇トレンド:高値が切り上がり、安値も切り上がっている状態
    下降トレンド:高値が切り下がり、安値も切り下がっている状態

    これだけ。チャート上に波を描いて、その山と谷が上がってるか下がってるかを見る。

    手法の中での役割は「環境認識」

    今回の手法で15分足のダウは、エントリーの判断には使わない。
    環境認識に使う。

    「今の相場はトレンドが出てるのか、レンジなのか」を15分足のダウで確認する。

    上昇トレンドなら、5分足のSupertrendが緑の時に積極的に入れる。 下降トレンドなら、5分足が赤の時に積極的に。 レンジなら慎重にロットを落とすか、見送る。

    つまり15分足のダウは「アクセルを踏む量」を決めるための情報。ハンドルの方向を決めるのは5分足のSupertrend。

    水平線も見てる

    ダウ理論に加えて、15分足でよく止められてる水平線も意識してる。

    何度も跳ね返されてるラインは、次も意識される可能性が高い。 5分足のSupertrendが緑でロングしたいけど、15分足の水平線がすぐ上にある、みたいな場面では利確目標を手前に置くか、エントリー自体を見送る。

    なぜEA化しないのか

    「ダウの高値安値なんて、プログラムで判定できるだろ」って思うかもしれない。

    ZigZagとかフラクタルとか、波を自動検出するインジケーターはある。俺もEA開発でZigZag使ったことがある。

    結果、この手法に組み込むのが非常に難しかった。というか無理だった。

    ZigZagが検出する「高値安値」と、俺の目で見る「高値安値」がズレるから。デイトレードなら問題なくてもスキャルピングの場合は大問題。

    ダブルトップっぽい形で高値が2つ並んでるとき、ZigZagは1つの高値として扱ったり、2つに分けたりする。パラメータ次第で結果が変わる。

    俺の目なら「これは実質ダブルトップだから切り上がってない」って判断できる。でもそれをコードで書くのは相当難しい。

    水平線も同じ。「ここよく止められてるな」って感覚は、プログラムで再現しにくい。

    裁量の「弱さ」を仕組みで補う

    裁量判断は主観が入る。主観はブレる。

    だから俺は、環境認識以外のところは全部Supertrendに任せてる。 5分足の方向判断 → Supertrend。1時間足のサポレジ → Supertrend。

    裁量を使う場面を「15分足のダウ」と「1分足のローソク足」だけに限定して、それ以外は機械的にやる。

    全部裁量だと感情に負ける。全部機械だと相場の微妙なニュアンスを拾えない。 裁量の場面を絞って、残りは機械的。このバランスが今のところ一番勝てる。

     
     
    トレードコンテスト上位2回(3,727人中23位/暗号資産 3,386人中4位)。 姪に「私にもわかるように書いてよ」と言われてから、誰でもわかる言葉で書いています。 誰がやっても同じ判断になる"手順"だけを発信中。

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