
【手法編】ゴールドで「どこで待って、いつ入るか」の手順の全部|10年分の検証つき
この記事に書いてあるのは、俺が実際に使っているゴールドのルールの全部です。
ネットでよく見る「勝率9割の手法」とは真逆の話をします。勝ちで終わるのは約4割。最大で6〜9連敗するし、負ける時期もある。それでも、10年分をMT5で回して、3つの期間すべてでプラスだった。そういうルールです。
そして、試して捨てた案も全部見せます。 「なぜこうしないの?」に、全部数字で答えられるようにしてあります。
なぜゴールドだけなのか
この手法の元になっているのは、「4時間足のトレンドが戻った後、またトレンド方向へ進みやすい」という相場の癖です。
俺はこれを36銘柄で調べました。米国株の指数、日経、ビットコイン、主要な通貨ペア……。結果、ほぼ全部ランダムでした。
一貫して癖が出たのは、ゴールドだけ。戻った後にトレンド方向へ戻る確率が、ランダムな値動きより2〜9ポイント高い(2016〜2026年の集計)。
だからこの手法はゴールド専用です。他の銘柄では、検証で負けています。
検証の数字(正直に全部)
XMのGOLD#で、2016年1月〜2026年8月をMT5のストラテジーテスターで回しました。手数料・スプレッド込みです。
仕様書どおり、1回目のリスクを口座の0.5%にして回した結果です(複利)。
2016〜2021年:PF 1.43 / 年率 約18% / 最大DD 12.1%
2022〜2024年:PF 1.31 / 年率 約12% / 最大DD 15.9%
2025〜2026年8月:PF 1.27 / 年率 約10% / 最大DD 6.8%
勝ちで終わった割合は 44% / 44% / 43%(1回目のエントリー 692回 / 418回 / 217回)。
いい話だけしないために、悪い方も書いておきます。
・最大連敗は6〜9回
・負ける月が全体の約4割ある(勝つ月の取り分が大きく、負ける月は小さい)
・2019年は1年を通してマイナス(−8%)、2022年はほぼ±0
・2026年5月は大きく負けた。4時間足のトレンドが何度もひっくり返るもみ合い相場が苦手
・いろんな条件を同じデータで試して選んだ結果なので、実際の運用ではこれより下がる前提で考えてほしい
「勝率4割で、なんで増えるの?」の答えは、利益の取り方にあります。それは本文で。
※過去の検証結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
試して捨てたもの(一部)
検証では、「よく言われるやり方」もたくさん試しました。たとえば――
① 損切りを5分足の直近の高値・安値に近づける → 勝率2割前後、連敗は18〜33回。押し目の途中のちょっとした揺れで切られる。
② 5分足のN字(逆N字)が完成してから入る → どの期間もPFは1前後。形ができるのを待つと、入るのが遅すぎる。
③ 1時間足RSIの70・60・50・40・30で入る → 買いは「何も考えずに買う」のと同じかそれ以下。売りは全期間でマイナス。
本文では、ほかの否定した案と、途中で利益確定すると成績がどれだけ下がるかまで、全部数字で載せています。
ルールは、自作インジでチャートに自動で出る
このルールは、自作のインジ「STLadderView」で、5分足のチャートにそのまま表示しています。4時間足の線、入る帯、利確の帯、ルールどおりの入りと決済の印まで。
同じルールで動くEAの売買と照らし合わせて、79回中78回一致することも確かめてあります。
このインジは、ラボのメンバーだけに配っています(MT5用)。
この記事に書いてあること
全体像(方向・場所・タイミング・出口)
使う道具と設定(会員配布のインジつき)
目盛りの引き方(インジがなくても手で引ける方法)
エントリー条件(4つ)
判定で迷わないための注意
ナンピンとロットの決め方
損切りと利確(3段階)
やってはいけない決済(数字つき)
検証結果の全部
時間帯で成績がどう変わるか
否定した案の全部
毎回の判断の手順と、迷いやすい場面
週次マップと一緒に使う方法
こんな人に向いています
・ゴールドを1本に絞って、本気で上手くなりたい ・サインを待つのをやめて、自分で判断できるようになりたい ・連敗や負ける月があっても、ルールを守って続ける覚悟がある
向いていない人 ・明日すぐ勝てる方法だけが欲しい ・勝率の高さで安心したい
この続きは、ゴールド実践ラボのメンバー限定です。
ラボに入ると、この手法編に加えて―― ・毎週日曜の「ゴールド週次マップ」(このルールをその週の相場に当てはめた地図) ・基礎カリキュラム全34本(資金管理・チャートの読み方・メンタル・記録) ・自作インジ2つ(MT5用・会員だけに配布) ・掲示板での質問 が、全部ついて月¥8,800です。