
【タイ・バンコク】全般的な印象とラジオ受信
こんにちは、ラジオと地理です。
約一週間ほど、タイのバンコクに滞在し地元のラジオも充分に楽しめましたので、まずは全体的な印象を書いてみます。
(1) 以前より高層ビルが激増
私個人的にタイは3回目になりますが、初回(26年前)と前回(22年前)は展示会への参加が目的だったのです。
よって、バンコクだけでしたし、観光地は数か所しか行っていませんでしたので、フリーに見て回れる旅行は今回が初めてです。
同行した家内は初めてのタイでしたが、隣国マレーシアの生活が長かったので気候には違和感なく、かえって居心地の良さを味わったようです。
最初の印象は、以前より確実に高層ビルが増えたことですね。
これに伝統の寺院が隣り合い、屋台の香りが風に混じるこの街は、混沌としているはずなのに、何か懐かしさを感じます。
その理由は街の景色だけではなく、そこに暮らす人々の、あの柔らかな「微笑み」があるからでしょうね。

タイは「微笑みの国」と呼ばれますが、何か人と人との距離を縮める優しさがある気がします。
ご存じの通り、タイには多くの日本人が生活していますね。
私の知人にも、以前の職場で知り合った仲間(生粋の日本人)が、タイ人女性と結婚してバンコクに住んでいるので、今回会ってみることにしました。
もうバンコクに来て10年以上経ち、タイ語も相当出来ますから、既にバンコクに骨をうずめる覚悟なのでしょう。
(2) インド人等の南アジア人が少ない・・・
バンコクに来る前、先月は中東のカタール、そしてインドとスリランカに少し居ました。
よって、環境も気候も大きく異なるので最初は戸惑いましたが、すぐに慣れましたね。
街中を歩いて一番感じたのは、インド人(と周辺の南アジア人)が極めて少ないことでした。
カタールは中東でも外国人比率(それもインド人比率)が高いので、現地人が少ない特異な国ですが、バンコクに来る外国人は周辺国(ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム等)が一番多いそうで、南アジアからはあまり多くないよう。
インドの例えばデリーからみると、飛行機ではドーハとバンコクは同じくらいの時間となります。
海外経験が長い家内いわく「タイ語は南アジアの言葉と全然違って通じないし、タイ人はあまり英語が出来ないし、仏教国」
「だから、イスラム圏であるパキスタン、バングラデシュあたりからは、そんなに来ないと思う。シンガポールとマレーシアの方が行きやすいのでは?」とのこと。
例えばシンガポールと比較すると、バンコクの物価は安いですが英語が通じにくく、モスクも少ない(タイ南部はイスラム圏ですが)と思います。

(3) 外国人比率は意外と低い / FM放送も大半がタイ語
特にバンコクには外国人が多く暮らし、前述の通り日本人も多い印象がありますが、統計データを調べてみると意外にも少ないようです。
バンコクの人口は約550万人、うち外国人が約10万人(2021年時点)で、外国人比率は約2%とありました。
この10万人には出稼ぎや移民で来ている、周辺国(前述)の人もカウントされているそうですから、なおさら少ない印象があります。
実際に街中を歩いた私の肌感覚としては、2割くらいかと感じましたが、旅行者や住民登録していない外国人の方が、相当数なのでしょう。
FM放送を一通り聞いてみたのですが、何と70波(周波数)以上も聞こえたにもかかわらず、外国語を使う局は僅かで、9割以上がタイ語だったのです。
単一の言語でほぼ全部というのは、他国と比較すると珍しい(だと思う)状況でして、アジアでは日本と中国くらい?の気がします。
人口比では圧倒的のタイ人向けでないと、リスナーとスポンサーが期待しずらいのでしょう。

ちなみに、外国語の局が少ないということで、タイ人の英語力について調べてみた所、EF(Education First)の発表している英語能力指数(EF EPI)2023年版によると、アジアの中でも下位グループ(日本より少し下)で、評価は「Very Low Proficiency」(非常に低い)だとか。
これは全国平均なので、地域や職業によって大きな差があるものの、何か日本と似た環境だとも感じますし、外国語局が少ない一因になっているのかな?と思えます。
宗教ですが(少し古くて2010年時点です)94%が仏教とありました。
バンコクでFMを聞いた限りは、仏教系の局以外は無かったようですが、タイは憲法で宗教の自由が保障され、仏教が国教ではないものの、文化的・社会的には強く根付いていますね。
次回はFM受信について、深掘りして参ります。