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完璧を壊すから美味しい。

    今回のお話はパフェです。というか次の話もパフェです。なぜならパフェを語るにはあまりにも名店が多いからです。

    ということでパフェシリーズの初回はデリーモさんのお話をさせて頂こうと思います。

    出会いはTwitterのTL。とんでもなく美しく可愛い写真が流れてきました。それこそまさしくデリーモさんのパフェだったのです。

    当時の私はパフェで高いお金を払うくらいなら安めのスイーツをたくさん買ってお腹を満たす方が幸せだと思っていた人間でした。なぜなら私の知っているパフェはコーンフレークと安めのアイスとバナナと缶詰のみかん、みたいなイメージで、それにお金を払うのはなぁ……という考えもあったからです。

    当時インドアで外に出たくないというメンタルからとあるきっかけで自分の内も外も変化が起きていた頃だったからでしょうか。そんな時に公式Xで発信された「プリンセスエラ」のパフェから目が離せなかったのです。

    悩んでいるうちにプリンセスエラの期間は終わってしまいましたが、やはりこのお店のパフェを食べたい!!と思い、友人と日比谷店へ。シャインマスカットのパフェを食べたのを覚えています。

    パフェの飾りに使われているチョコレートからそもそも美味しくて、すごく衝撃でした。そしてパーツを少しずつ崩しながら口に運ぶとなんでこんなにまとまりがあるのだろうと驚きを隠せないくらい全てが必要な具材で、それにもまた驚かされました。

    そこから一気にパフェの沼へ。デリーモさんの新作をチェックしては食べに行っていました。江口さんのyoutubeも観るようになり元々お菓子作りをしていた私はより深いお菓子作りの沼へも足を突っ込みました。ちなみにデリーモさんは焼き菓子もチョコレートもケーキもドリンクもとても美味しいです。ケーキを網羅していた時期もありましたが、その後に食べたバレンタインのショコラアソートのまぁケーキ味の再現性の高いことといったら……失礼しました。パフェの話でしたね。

    私にとって衝撃というか、ハマったのはこれほどまでに美しく完成されたものを自分の手によって壊し、食べ、跡形もない状態にすることだったからだと思います。味も造形も美しい、まさにパーフェクト。それを壊して初めて美味しさという価値が生まれるという体験が私にとってはこの上なく魅力的でした。そこに時間を、アイデアを、体力を注ぎ続けてきた方々がいること、それを一瞬で胃の中に収めるという贅沢が。

    これに共感してくださる人はいるのでしょうか?
    それではこの辺で。

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