
「当事者」になったのをいいことに、福祉の勉強をはじめました。
大動脈解離+脳梗塞を患ったことで左足が麻痺し、身体に不自由のある世界を探索中の、アズキカヨ52歳です。
実はこれまで、個人事業主として、生産農家と提携しての農産物のECサイト運営事業をやってきました。早いもので、開業から23年が経とうとしています。
そこへ今回、大病をわずらうという激震を体験。
左足が麻痺したことに加えて……
大動脈解離を患ったことで、心臓に負担のあるハードワークはNG。
また、5キロ以上の重いものを持つことも主治医に止められていて、これまでやっていた仕事が一部、できなくなってしまいました。
さらに、車の運転を休止している今。
以前はひょいと出かけていた生産農家の畑もずいぶん遠く感じられるようになり、これまでのようなフットワークありきで運営するスタイルを続けることが難しくなっています。
例年なら今頃、あの産品が花をつけている頃だなぁ。
そろそろシーズンに向けて打合せに行かないと……
と思うも、自分で行けない今は遠い目をするしかない。
そんなことも多くなってしまいました。
これ、冷静に考えて……
これまで通り走るのはいばらの道すぎん?
私の身体のこの状態は回復を見込めるものではないらしく、もうずっと付き合っていくことになるようです。
であれば、これまでの仕事を無理をしながら何とか維持しようとするよりも、思い切って、発想の転換!
自分がこうなったことを逆に活かせないかと考えました。
「EC×福祉×当事者目線」でいく
左足が麻痺したことで、車椅子、歩行器、杖、手すりなどの福祉用具、介護保険、そして今お世話になっているデイケアも介護保険サービスのひとつですが、福祉の世界のユーザー側として、気づいたらどっぷりの私。
これって「当事者視点」があるってことなんです。
つまり
「当事者視点で発信ができ、販売ができる」
こればかりは、追随しようとしてできるものではない強みです。笑
そして、これまで私が経験してきた強みと掛け算するなら
「EC×福祉×当事者目線」
例えば、私が杖を購入しようとカタログを開いた時、
渋いカラーのおばあちゃんっぽいデザインのものしかなーい……
女性向けといったら何でこんな小花柄のものばっかりなんだ……
と、愕然としたことがありました。
そういった福祉用品の「あるある」を解決するべく、独自のラインナップを揃えた、杖歩行のモチベーションがあがるショップとか。
当事者がリアルな使用感を正直にコメントするECサイトとか。
あったらいいな、と思いませんか?
当事者が運営する、福祉用品のセレクトECショップ。
当事者だからこそ体験から知っている、リアルな困り事や共感。
当事者視点でしか気づくことのできない小さなポイント。
発信できたら価値があるんじゃないか、と考えまして
じゃあ、福祉業界に行こう!
と、単純ですがそう決めました。
「福祉ってどんな世界?」を知るために
ですが、自分の体験だけでは偏りがあり、仕事に使える知識とは言い難い現状。
まずは福祉をちゃんと知るべく、高齢者・障害者の住環境や、福祉商品にも関わる内容の「福祉住環境コーディネーター2級」の勉強を、先日より始めました。
まずは、400ページ余りのテキストと、問題集を購入。

ページを開くと……
介護保険制度に、住宅改修。
ケアマネジャー・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、発症して以降私をサポートしてくださった、皆さんの職業とそれぞれの職種の立ち位置の話。
手すりや杖など、現在進行形でお世話になっている福祉用具。
そして、私が患った脳血管障害(脳梗塞)のリハビリについてまで、わかりやすく体系化されています。
学ぶ前から体験をもって
「これ、知ってるーー!」
の何と多いこと。
例えば、私が救急搬送されたような急性期病院では、廃用症候群を防ぐために早めにリハビリを開始する。
そして、2〜4週間以内にリハビリテーションに特化した回復期病院へと転院してリハビリを行う、とか。
まさに私がたどった道筋そのまんまです。
そんな調子で、すでに体験として「生きた知識」をたんまり持っていることに、思わずニンマリしました。
今年11月、2級の受験を目指します
福祉住環境コーディネーター2級、次は11月が試験予定です。
そこに狙いを定めて、これから試験勉強に取り組んでまいります。
せっかくですので、勉強の進捗状況や、勉強しながら福祉ユーザーとしての気づきや学びがあれば、こちらに公開していければと考えています。
これまでの農産物ECショップも、形を変えて続けます。
これまで23年間運営してきた、生産農家のみなさんと提携しての農産物ECショップも、今の私が運営しやすいように形を変えたりしながら、可能な限り、続けていきたいと考えています。
いつか、福祉とのコラボレーションもできたらいいな。
と、縮小どころか欲が尽きないわけですが、そんな新しい可能性も考えられるかもしれません。
わくわくしかない。
今後、『当事者が本当に欲しいと思える福祉グッズ』や『52歳からの資格試験勉強法』などを発信していきます。同じように挑戦している方がおられたら、ぜひスキやフォローで応援してやっていただけると嬉しいです!