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洋楽邦題の世界

    はじめに

    かつて日本では、洋楽が発売される際に 日本独自の邦題(日本語タイトル) が付けられることがよくありました。

    例えば

    「狂気」

    原題は
    The Dark Side of the Moon。

    直訳すると「月の裏側」です。

    しかし日本では、このアルバムは 「狂気」 という強烈なタイトルで知られるようになりました。

    このように洋楽の邦題には
    • 原題を詩的に意訳したもの
    • 日本人に分かりやすくしたもの
    • キャッチコピーのようなタイトル

    など、日本独自の洋楽文化とも言えるものが数多く存在します。

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    1960年代

    シングル

    邦題:ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

    原題:A Hard Day’s Night
    原題の直訳:つらい一日の夜
    アーティスト:The Beatles

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    邦題:朝日のあたる家

    原題:House of the Rising Sun
    原題の直訳:昇る太陽の家
    アーティスト:The Animals

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    邦題:夢のカリフォルニア

    原題:California Dreamin’
    原題の直訳:カリフォルニアを夢見ている
    アーティスト:The Mamas & the Papas

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    邦題:風に吹かれて

    原題:Blowin’ in the Wind
    原題の直訳:風に吹かれている
    アーティスト:Bob Dylan

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    邦題:ハートに火をつけて

    原題:Light My Fire
    原題の直訳:私の火を灯して
    アーティスト:The Doors

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    邦題:恋はあせらず

    原題:You Can’t Hurry Love
    原題の直訳:恋を急ぐことはできない
    アーティスト:The Supremes

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    邦題:君の瞳に恋してる

    原題:Can’t Take My Eyes Off You
    原題の直訳:あなたから目を離せない
    アーティスト:Frankie Valli

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    邦題:ギターは泣いている

    原題:While My Guitar Gently Weeps
    原題の直訳:私のギターが静かに泣いている間
    アーティスト:The Beatles

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    邦題:ミスター・タンブリン・マン

    原題:Mr. Tambourine Man
    原題の直訳:タンブリンの男
    アーティスト:Bob Dylan / The Byrds

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    邦題:魔法を信じるかい?

    原題:Do You Believe in Magic
    原題の直訳:あなたは魔法を信じますか
    アーティスト:The Lovin’ Spoonful

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    アルバム

    邦題:夜明けの口笛吹き

    原題:The Piper at the Gates of Dawn
    原題の直訳:夜明けの門の笛吹き
    アーティスト:Pink Floyd

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    邦題:神秘

    原題:A Saucerful of Secrets
    原題の直訳:秘密がいっぱいのソーサー
    アーティスト:Pink Floyd

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    邦題:サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

    原題:Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
    原題の直訳:ペパー軍曹の孤独な心のクラブバンド
    アーティスト:The Beatles

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    邦題:アビイ・ロード

    原題:Abbey Road
    原題の直訳:アビイ通り
    アーティスト:The Beatles

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    邦題:レット・イット・ビー

    原題:Let It Be
    原題の直訳:あるがままに
    アーティスト:The Beatles

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    邦題:クリームの素晴らしき世界

    原題:Disraeli Gears
    原題の直訳:ディズレーリの歯車
    アーティスト:Cream

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    1970年代

    シングル

    邦題:カントリー・ロード

    原題:Take Me Home, Country Roads
    原題の直訳:私を家に連れて帰って、田舎道よ
    アーティスト:John Denver

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    邦題:やさしく歌って

    原題:Killing Me Softly with His Song
    原題の直訳:彼の歌で私を優しく殺している
    アーティスト:Roberta Flack

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    邦題:いとしのレイラ

    原題:Layla
    原題の直訳:レイラ
    アーティスト:Derek and the Dominos

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    邦題:ならず者

    原題:Desperado
    原題の直訳:無法者
    アーティスト:Eagles

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    邦題:ワイルドで行こう

    原題:Born to Be Wild
    原題の直訳:野生であるために生まれた
    アーティスト:Steppenwolf

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    邦題:明日に架ける橋

    原題:Bridge Over Troubled Water
    原題の直訳:荒れた水の上の橋
    アーティスト:Simon & Garfunkel

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    邦題:長くて曲がりくねった道

    原題:The Long and Winding Road
    原題の直訳:長く曲がりくねった道
    アーティスト:The Beatles

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    邦題:オウン・ウェイ

    原題:Go Your Own Way
    原題の直訳:自分の道を行け
    アーティスト:Fleetwood Mac

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    邦題:ロング・トレイン・ランニン

    原題:Long Train Runnin’
    原題の直訳:長い列車が走っている
    アーティスト:The Doobie Brothers

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    邦題:アメリカン・ウーマン

    原題:American Woman
    原題の直訳:アメリカの女性
    アーティスト:The Guess Who

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    邦題:アメリカン・パイ

    原題:American Pie
    原題の直訳:アメリカのパイ
    アーティスト:Don McLean

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    アルバム

    邦題:狂気

    原題:The Dark Side of the Moon
    原題の直訳:月の裏側
    アーティスト:Pink Floyd

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    邦題:原子心母

    原題:Atom Heart Mother
    原題の直訳:原子の心臓を持つ母
    アーティスト:Pink Floyd

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    邦題:おせっかい

    原題:Meddle
    原題の直訳:干渉する
    アーティスト:Pink Floyd

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    邦題:炎〜あなたがここにいてほしい

    原題:Wish You Were Here
    原題の直訳:君がここにいてくれたら
    アーティスト:Pink Floyd

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    邦題:アニマルズ

    原題:Animals
    原題の直訳:動物たち
    アーティスト:Pink Floyd

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    邦題:ホテル・カリフォルニア

    原題:Hotel California
    原題の直訳:カリフォルニアのホテル
    アーティスト:Eagles

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    邦題:レッド・ツェッペリン IV

    原題:Led Zeppelin IV
    原題の直訳:レッド・ツェッペリン4
    アーティスト:Led Zeppelin

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    邦題:噂

    原題:Rumours
    原題の直訳:うわさ
    アーティスト:Fleetwood Mac

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    邦題:ボストン幻想飛行

    原題:Boston
    原題の直訳:ボストン
    アーティスト:Boston

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    邦題:紫の肖像

    原題:Machine Head
    原題の直訳:機械の頭
    アーティスト:Deep Purple

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    邦題:蒼い衝撃

    原題:Burn
    原題の直訳:燃えろ
    アーティスト:Deep Purple

    まとめ

    かつて日本では、洋楽を紹介する際に 独自の邦題を付ける文化がありました。

    それは単なる翻訳ではなく、
    • 詩的な表現
    • 日本人に伝わりやすい言葉
    • 時にはキャッチコピーのようなタイトル

    として、多くの印象的なタイトルを生み出しました。

    現在はストリーミングの普及により、洋楽に邦題が付くことはほとんどなくなりました。
    しかし、こうした邦題は 洋楽が日本で広がっていった時代の文化の一つでもあります。

    原題と邦題を見比べてみると、
    そこには 翻訳の面白さや言葉の表現の違いが見えてきます。

    これから洋楽を聴くとき、
    少しだけ 邦題の世界にも目を向けてみると、また違った楽しみ方ができるかもしれません。

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