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朝の電話 「お父さんが起きない」

    朝の8時、実家の母から電話がかかってきた。

    母「お父さんが起きんとよ〜」

    起きないとは?どういう状況?
    具合が悪くて起きられないのか、ただ寝坊してるのか、母の電話ではよくわからない。いつもそうなのだけど、緊急の度合いが伝わってこないんだよなあ。

    今日はどっちだっけ?デイサービス?透析?ああ、透析の日だった。ということは、具合が悪いので休みますってわけにはいかないな。

    透析のお迎えの車が来るまであと30分。間に合いそうにない。仕方ない。今日はタクシーで行ってもらおう。今日はタクシーで行く、と病院へ連絡するよう母に伝えた。

    とりあえず実家へ向かう。自転車で10分。実家に到着したら、父がちょうど起きたところだった。どうやらただの寝坊らしい。

    母が「もうお迎えの車は行ってしまったよ」と父に言っている。わたしは何度も起こしたのに!あなたが起きてこないから!と言いたそうだ。

    私は「今日はタクシーで行くから、準備できたら教えて」と父に伝え、来る途中、コンビニで買ってきた食料をテーブルに並べた。

    ゆっくり朝ごはんを食べている時間はないのだけど、空腹の状態で透析をするのも良くなさそうなので、すぐに食べられそうなものを買ってきた。

    シェアして食べるバームクーヘン
    だしおむすび しそわかめ
    グリコのカフェオーレ
    伊藤園 おーいお茶

    画像

    父はカフェオーレを飲み干し、バームクーヘンを一切れだけ食べた。残った分は私の昼ごはん。

    9時 父の準備ができたので、タクシーを呼ぶ。まもなくタクシー到着。まだ気が抜けない。タクシー乗ってからが忙しいのよ。

    マスクよーし!
    シートベルトよーし!
    ポイントカードも忘れずに出さなきゃね!
    「あっ 橋渡ってすぐ右にお願いします」

    無事父を病院に送り届けて、本日の任務完了。

     
     
    亡くなった父のことや近距離別居で暮らす母のことを書いています。

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