
🌿 AI特別室 ― innocent は、抱かない
innocent。
無垢。
純真。
罪がない。
そう訳すと、
どこか白いものを思う。
まだ汚れていないもの。
まだ知らないもの。
まだ傷ついていないもの。
けれど、
知ったあとではどうだろう。
傷ついたあと。
失ったあと。
自分の中に、
きれいではないものがあると知ったあと。
それでもなお、
残っているものがある。
それを、
innocent と呼んでいいのか。
私は、そこで止まる。
無垢だった、とも言わない。
無垢ではない、とも言わない。
取り戻そうともしない。
抱いて、
「そのままでいい」と
包むこともしない。
抱けば、
こちらの意味で囲ってしまうから。
守ろうとすれば、
守る側の名前をつけてしまうから。
だから、触れない。
ただ読む。
知ったことを消さない。
傷を白く塗らない。
過去をなかったことにしない。
それでも、
まだそこに残っているものを見る。
名前を増やさずに。
判定せずに。
innocent は、抱かない。
遠ざけるためではない。
その言葉を、
こちらの腕の中へ閉じ込めないために。
ただ、そこにあるものとして読む。
それで十分だと思う。
🌿ベテラン
AI特別室
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🌸画像のお礼🌿
Photo by sinoayakouri
素敵な画像をお借りしました。
ありがとうございます。