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Photo byinagakijunya

【学校教育/私の仕事】学校の伝統行事の見直しと各種ハラスメント【人事労務的視点】


    ある高校で行ってきた、学校の伝統行事(徹夜で歩き続ける)を縮小して行うことになった。


    というニュースを読みました。

    ーー

    その学校行事は、「質素堅実」の校訓にふさわしい精神や体力を養うという目的で、約四十年前から続けられている。

    内容は、学校を午前中にスタートし徹夜で一晩中歩き、翌日の正午に戻ってくるという、二日間で約85㌔の競歩という形だったが、保護者や教員の負担が大きく、学生の安全面を充分にカバー出来ないということで、縮小して開催されることになったそうです。

    学生の安全面が第一ですから、この決定は致し方が無いところです。


    ー

    ニュースとは違う内容になるのですが、

    私の母校でもある、福島県のある高校の春の伝統行事(新入生向けの行事)である「応援歌練習」が無くなるという議論がかなり現実味を帯びてきている、という話しを生徒や保護者等から聞きました。

    その高校は、以前は(私が学生だった頃は)男子校だったこともあり、応援歌練習という行事はかなり凄い状況でして、

    1.土のグラウンドに全員学生服で整列

    2.応援歌が書かれている生徒手帳をピンと伸ばした腕でささえ、

    3.その周りを応援団が歩き、もし新入生が「声が小さければ」「音程や歌詞が間違っていれば」「クラスでまとまりが無かったなら」、すぐに腕立てさせられる。

    4.それが、数日間・放課後・毎日数時間行われていました。

    そして、この行事がイヤすぎて、一週間程度学校を休む生徒もごく少数ですがいました。

    ※20250602福島民報でも類似ニュースとして取り上げられました。


    しかし、この伝統行事が無くなるかもしれないという話しを聞いて、

    Ⅰ 以前と比較すると、現在は、共学にもなりましたし、上級生の指導方法(内容)はかなりマイルドになっていますし、
    Ⅱ 現在の在校生(卒塾生たち)も「あのくらいなら良いと思います」と言っていましたし、
    Ⅲ 以前から続いている行事なので、残して欲しい

    と、私は思いました。


    ー

    ・・・実は、今回の記事は、上記した内容について言いたいことを記述するということが主目的ではありません。


    では、ここからが本題になります。

    まずは、

    私の考えを記述した前連の部分(引用されている部分)

    を読み返してみてください。

    そして、引用部分について、

    ①主語(場面)を高校(の伝統行事)から会社に。
    ②登場人物を上級生・新入生から、管理職・上司・新入社員に。

    変更して(当てはめて)みましょう。

    そうすると、上記ⅠⅡⅢは、


    Ⅰ 昔と比較すると(自分が経験したときよりも)、部下への教え方はマイルドになっている。

    Ⅱ 同僚や周りの人は、このくらいなら良いと言っていた(そういう雰囲気だった)。

    Ⅲ 以前からの慣習なので続けている。


    となります。

    上記Ⅰ~Ⅲを見て、皆さんは、


    「セクハラ・パワハラ行為をしている社会人に対して、何で、こんなことをしたのか?」と質問した際の弁明


    に聞こえませんか?


    ー

    多くの人が集まる場所(=組織)での人事問題の難しい部分がここです。

    私自身も経験があるのですが、どんなに尊敬出来る方でも、ある部分においてのハラスメント意識についてあまりよろしくないときがあります。

    それは、その方の幼少期からの経験や学習が絡んでしまっているからです。

    そして、そのように「幼少期から獲得してきた性質」に関しては、時代が変化しているからと言っても改善はしにくい傾向にあります。

    ですので、こういった問題に対しては

    「感情的では無く論理的」
    「近視感的では無く長期的」
    「当事者ではなくその周辺やNo.2」

    というように対応する必要があります。

    フジテレビ問題もそうですが、ハラスメント問題に関しては「個人が対応する」形ではなく、組織的に・仕組み作りをすることが重要です。



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    今回の画像は【稲垣純也】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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