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【簡単あらすじ】ある言語学者の事件簿(微ネタバレ)【谷口ジョイ/くろしお出版】


    『 へ、ぱしるだか?』


    Xで、約2.3万人のフォロワーがおり、度々バズるポストを投稿する

    #谷口ジョイ
    x.com/JoyTaniguchi

    さんによる「万人が気軽に読めるようなエッセイ」本です。

    真面目なことから不真面目なことまで
    真面目に描写されている一冊。





    ーー

    『はじめに』
    日に日に暖かくなり桜の季節も、そして花粉症の季節も終わりに近づいていますし、そうすると、ぽかぽか陽気につられて外に出かけることも多くなります。しかし、ストーブもエアコンも必要の無い時期というのは、読書が捗る時期とも言えます。
    このように、読書をするための絶好のシチュエーションを得られる時期ですので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

    ――

    著者の谷口ジョイさんというと、X上では、

    野球 ⇒
    食事(お酒)⇒
    家族(ペット含む)⇒
    野球 ⇒ 
    野球 ⇒ ※最初に戻る

    のポストでおなじみな方のため、

    いつ仕事をしているの?
    大学教授って、気楽で良いな!

    と考えている方もいらっしゃるかもしれません。(大変失礼な話しですが)

    しかし、この一冊を読了した後には、

    「やはり、大学教授になるような方は、様々な経験をしている」
    「大学教授に相応しい、多くの能力を持っている」

    ということが分かると思います。

    (ただ、それと比例して、やっぱり変わってる方だと思うかもしれません・・・笑)


    ―

    簡単に本作のあらすじを書くと、

    日本の日本語学校で日本語を教える。
    韓国の大学で日本語を教える&韓国語で韓国語を学ぶ。
    マレーシアの大学で日本語を教える。
    ヤンチャ中学校で数学教員になる。
    東大大学院に進学するものの、師事したい指導教員がすぐに定年を迎えることが判明。
    第二子の出産などをしつつ、静岡⇔東京の新幹線通学。
    トラウマ級の学会デビュー。
    オーストラリア・メルボルンへの留学。
    片道二時間半の山道を通って行う、井川地域のフィールドワーク。

    となり、これだけでも充分に波乱万丈ですよね。

    皆さんも興味が湧いたでしょう?

    また、エッセイ本とはいえ、現役大学教授でもある著者なので、

    ①退屈な会議をどのようにして娯楽の時間に変えるのか
    ➁子供が英語を理解し、大人になっても使いこなすことが出来るためには、何歳で帰国するのが良いのか
    ③言語の発音の「無アクセント地域」
    (私の主要活動地域である、福島も宮城も山形も含まれているとは驚きでした)

    など、私のような一般人でも興味を持ち&役立つ情報も多く記載されています。

    もっと詳細を知りたい方は、是非ご購入を!


    ―

    私は、大学選択の際に、「本来なら文学部に進学したかったものの、完全に就職氷河期時代だったため、卒業後のことを考えて経済学部に進学した」という人間でした。

    しかし、Joyさんのように、自分のやりたいことに突き進んでいくという強い精神力があったのならば、そっちの分野でも生活することが出来たかもしれないと考えると、少々後悔も感じてしまいました。

    しかし、紆余曲折がありましたが、私も社労士として結構楽しい人生を送っているのですから、どちらが良かったのか、というのはなかなか難しいですね。

    本人は、万人が認める研究結果を出そうとヤル気満々のようですし、達成してもせずとも、その目標に突き進んでいけば本作を超えるような体験をすることは間違い無いでしょうから、更なる活躍を期待しております。

    そして、色々秘密のヴェールに包まれている「大学教授の人生」というのがとても面白そうなので、Joyさん以外の方もこのようなエッセイ本など出されないでしょうか、と思ってしまいました。

    普通の社会人であれば、決して覗くことが出来ない世界の一片を体験出来る一冊。

    是非ご購入ください。



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