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【簡単あらすじ】ルパン三世・小説版(微ネタバレ)【モンキーパンチ・辻真先/双葉文庫】


    『 おれ、ルパン 』


    表紙でお分かりのように、現代版ルパン三世とはちょっと違うテイストのルパン小説です。

    特に、ルパンは人間性豊か・人間臭く描かれています。

    強敵との闘いあり、恋愛・メタ的要素ありで、読み応え充分の本作をご一読ください。





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    『はじめに』
    今年は各地で大雪の被害が出る等、最近では久しぶりのちゃんとした冬になっています。このような状況では「寒くて外出したくない(したくても出来ない)」という方が多いと思いますが、逆に言うと「室内での読書が捗る時期になった」とも言えますので、私だけでなく読書好きとしては良い面も多い時期ではないでしょうか。
    私自身も衝動買い時期が中々終了せず、積読状態になりつつありますので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んだりした本の感想を書こうと思います。
    この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

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    モンキーパンチさんの盟友・辻真先さんによる、ルパン三世の小説版であり、以下、5作の短編集です。


    第1話 ルパン死すべし


    ルパン
    の元に、不二子が所有する書類をかけて、白乾児(パイカル)と呼ばれる暗黒街の魔術師から挑戦状が届いた。

    初対決では、白乾児にはルパンの放った銃弾が効かず、さらに悠々と空中を歩いて逃亡した。

    対決の勝敗は如何に?

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    第2話 サスペンス・ゾーン


    都内某所に存在する、飯田山双葉寺。

    そこで執筆活動を行う、芸術的大悪党・男爵先生。

    彼は、作品のリアリティを追求するあまり、今一番の売れっ子女優である竹下陽子を誘拐した。

    ー

    第3話 魔女戦線


    新聞・週刊誌紙面に以下のタイトル記事が躍った。

    「ルパン三世、女優を誘拐する」

    冤罪の疑いをかけられ、腹に据えかねたルパンは、竹下陽子が所属する三原プロダクションに押し掛ける。

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    第4話 集まれ奇人ども


    休憩中のルパン。

    散歩に出かけると、公園の角に「ルパン用」と書かれた電話ボックスを見つける。

    好奇心のままにそこに入ると、麻酔ガスにより眠らされてしまった。

    目覚めたときには、ルパンは見覚えのない孤島にいたのだった…

    ー

    第5話 『 ルパン伝 』猛撮影中


    なんと、ルパン三世の実写映画「ルパン伝」が撮影されると発表された。

    そのことにはまんざらでもないルパンだったが、ルパン役の俳優とプロダクション社長から扱き下ろされ、激怒する。

    その後、映画自体をメチャクチャにしてやろうと意気込み、撮影現場へ向かうと、身体能力の高さから映画俳優としてスカウトされ、そして同じくスカウトされた銭形警部もいた…


    ―

    モンキーパンチさんの盟友・辻真先さんによる、ルパン三世の小説版です。
    表紙の絵柄でお分かりのように、現在のアニメや映画で放送されているルパン三世とは違う、「初期版ルパン三世」のテイストが強い作品です。

    メタ的記述も多く、プロローグ的意味合いを持つ「つつしんでルパンからのご挨拶」では、ルパンと銭形警部との1シーンが魅力的に描かれています。

    私は、以前レビューしました「たかが殺人じゃないか」が昨年の印象に残った作品の一つでしたので、


    すんなりと作品に入り込めましたが、初見のかたは注意が必要かもしれません。

    巻末には、モンキーパンチさん×辻真先さん×おおすみ正秋さんが「ルパン三世」を語る特別鼎談もあり、読み応え充分の作品です。

    現代版ルパン三世には無い、ルパンのもう一つの顔をご一読ください!



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