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01日|誰もいないはずの部屋から

    こんにちは、ひらです🎈

    今日から、新しく
    『恐怖体験記』というシリーズを書いていこうと思います。

    これまでにも心霊体験についてはいろいろ書いてきましたが、このシリーズでは少し肩の力を抜いて、

    「これって心霊現象だったのかな?」

    くらいの小さな出来事から、

    「いや……これはさすがに説明できない」

    という怖かった体験。

    さらには、不思議なんだけど少し温かかった出来事まで。

    僕自身がこれまで経験してきたことを、できるだけそのときの感覚のまま書いていこうと思っています。

    怖がらせるために話を盛るのではなく、

    そのとき、僕が何を見て、何を聞いて、何を感じたのか。

    それを普通にお話ししていきます。

    メンバーシップでは、この『恐怖体験記』を含め、表では少し書きにくい話や、その後の出来事なども綴っていきます。

    気になる方は、のぞいてみてください😊

    では……

    記念すべき01日目。



    最初は、僕が昔住んでいた家で起きた話です。

    誰もいないはずなのに

    昔、岐阜に住んでいた頃。

    僕の家のすぐ隣には、お寺がありました。

    今になって考えると、

    「そりゃ、いろいろありそうだな……」

    なんて思うんですがꉂ🤣𐤔

    子どもの頃の僕にとっては、それが普通。

    お寺があるから怖いとか、お墓が近いから嫌だとか、そんな感覚はあまりありませんでした。

    むしろ見慣れた景色。

    ただ……

    家そのものは、かなり古かったんです。

    今の家みたいに気密性が高いわけでもない。

    風が吹けばどこかがカタカタ鳴るし、夜になると木が「ミシッ」と鳴る。

    だから多少の物音には慣れていました。

    そんなある日の夜。

    家族はみんな一階にいました。

    僕も一階。

    テレビがついていて、家族が普通に過ごしている。

    本当に、なんでもない夜です。

    すると、

    二階から、

    コトッ。

    音がしました。

    僕は別に気にしませんでした。

    古い家ですからね。

    木が鳴ったのかもしれない。

    何かが落ちたのかもしれない。

    猫でも入り込んだのかな?

    その程度。

    しばらくすると、

    また、

    コト……。

    少し間があって、

    ミシッ。

    ……ん?

    さっきとはちょっと違う。

    なんというか……

    場所が移動しているように聞こえたんです。

    「誰か二階にいる?」

    家族を見る。

    全員いる。

    じゃあ誰だ?

    とはいえ、まだ怖くありません。

    古い家に住んでいると、こういうことには妙に強くなるんですよꉂ🤣𐤔

    「家が鳴っとるだけやろ」

    そんな感じでした。

    ところが、

    ミシ……

    ミシ……

    音が続きます。

    これがですね……

    僕にはどうしても、

    畳の上を誰かが歩いている音

    に聞こえたんです。

    気になると確認したくなる

    こういうとき、

    放っておけばいいんですよ。

    本当に。

    ホラー映画でもそうじゃないですか。

    「そこ行くなって‼️」

    って思うところに主人公は行くꉂ🤣𐤔

    でも実際、自分がその立場になると……

    行くんですよね。

    気になるから。

    僕も階段のところまで行きました。

    二階は暗い。

    階段の途中から見上げても、当然誰もいません。

    「……なんや?」

    一段。

    また一段。

    上がっていく。

    自分が階段を踏むたび、

    ギシッ。

    ギシッ。

    と鳴る。

    さっきまで聞こえていた音は、止まっていました。

    二階まで上がる。

    電気をつける。

    誰もいない。

    部屋を見る。

    何も落ちていない。

    窓も閉まっている。

    押し入れもいつも通り。

    「やっぱ家の音か」

    そう思いました。

    そして電気を消して、

    階段を降りようとしたときです。

    僕の後ろ。

    さっきまで誰もいなかった部屋から、

    トン。

    音がした。

    ……。

    さすがに振り返りました。

    でも、

    誰もいない。

    僕は少しだけ嫌な感じがして、そのまま一階へ戻りました。

    それで終われば、ただの古い家だった

    一階に戻れば普通なんです。

    テレビの音。

    家族の声。

    明るい部屋。

    だから僕自身も、

    「気のせい、気のせい」

    と思っていました。

    そして、しばらく経った頃。

    また二階から音がしました。

    今度は、

    ミシッ。

    少し間を空けて、

    ミシッ。

    さっきと同じ。

    ただ、一つだけ違いました。

    今度は僕にも、はっきり分かったんです。

    音が、

    二階の奥から……

    階段のほうへ近づいてきている。

    ミシッ。

    ……

    ミシッ。

    ……

    一歩ずつ。

    ゆっくり。

    誰かが歩いてくるように。

    僕は階段を見ました。

    家族もいる。

    誰も二階にはいない。

    それなのに、

    音だけが近づいてくる。

    そして、

    階段の一番上あたりまで来たところで、

    音が止まりました。

    僕は階段の下から、上を見ていました。

    真っ暗です。

    誰もいない。

    ……そのはずでした。

    ところが次の瞬間。

    ギシッ。

    階段が鳴ったんです。

    一段目。

    続いて、

    ギシッ。

    二段目。

    そのとき初めて、

    「あ、これ……家が鳴っとるんじゃない」

    そう思いました。

    なぜなら、

    その音は……

    僕が階段を降りるときに鳴る音と、

    まったく同じ順番で、上から下へ近づいてきていたからです。

     
     
    鬱も癌も、ダイエットも育児も……ぜんぶネタに変えて書いてます🤣 「笑ったらちょっと楽になる」を信条に、怪談から子育て、発信術まで幅広く発信中✍️ 日常のトラブルもユーモアに変換して、読んだ人がクスッと肩の力を抜けるような記事を目指しています。あなたのスキが、次のボケの燃料に⁉️

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