
「夢」を、もう一度自分の手に。|#この作品に帯をつけるなら
夢は、大きなものでなければならない。
いつの間にか、そんなふうに思っていたのかもしれません。
今回、朝霧あきさんの記事を私のメンバーシップ特典でご紹介させていただきます。
あきさんの歌詞考察が、私は好きです。
歌詞に込められた意味を丁寧にたどりながら、ご自身の経験や、生きづらさを抱える人の視点へとひらいていく。
以前読んだRADWIMPSの歌詞考察も印象に残っていますが、今回の記事を読んだあとは、私ももう一度「夢」を取り戻したくなりました。
夢というと、つい立派なものを思い浮かべてしまいます。
叶えたい仕事。
成し遂げたい目標。
誰かに胸を張って語れる未来。
けれど、夢はもっと小さくてもよいのかもしれません。
美味しいご飯を食べたい。
好きな本をゆっくり読みたい。
自分の言葉で書き続けたい。
もう少し、自分らしく生きたい。
誰かに認めてもらえなくても、自分の心から生まれた願いなら、それもきっと夢なのでしょう。
母として、司書として、書き手として。
私の毎日にも、「誰かのため」に動く時間がたくさんあります。それは大切で、幸せなことでもあります。
でも、誰かのためを優先し続けるうちに、自分が何を望んでいたのか、見えなくなってしまうこともある。
あきさんの記事は、夢を叶える方法を教える文章ではありません。
自分のために夢を持つことを、もう一度許してくれる文章でした。
この作品に帯をつけるなら
夢は、大きくなくていい。
自分の人生を、
自分に取り戻すためにある。
私はこれから、どんな夢を持っていこう。
そんな問いを、少しだけ楽しみに思えるようになりました。
あきさん、心に眠っていた小さな夢を思い出させてくださり、ありがとうございます。
喜木 拝
※この記事は、メンバーシップ「凛のことのはライブラリー」の特典として、メンバーさんの作品に感想と帯コピーをお贈りするものです。
