
買った本より、借りた本の方が刺さるのはなぜ?|質問箱に、しおりをはさむ #3【音声配信】
音声配信シリーズ、
『質問箱に、しおりをはさむ』
第3回を配信しました。
このシリーズでは、質問箱にいただいた問いの中から、今の私が立ち止まって考えたいものをひとつ選び、声でお返事しています。
毎回の最後には、
「この問いに帯をつけるなら」
というコーナーもあります。
今回の質問
今回いただいた質問は、
買う本を探しているときより、図書館で気軽に借りた本の方が、自分の心に刺さる本と出合えている気がします。
本を選ぶコツのようなものがあれば教えてほしいです。
という内容でした。
▼いただいた質問はこちら
これ、とてもわかります。
買う本には、どうしても少し期待がのります。
「面白くあってほしい」
「買ってよかったと思いたい」
「ちゃんと読まなきゃ」
そんな気持ちが、少しだけ本との距離を近づけすぎることもあるのかもしれません。
一方で、図書館で借りる本には、
「合わなかったら返せばいい」
という気軽さがあります。
その余白があるからこそ、思いがけない一文が、すっと心に入ってくることもあるのだと思います。
今回は、本を選ぶコツや、図書館で本と出合う楽しさについてお話ししました。
最近、偶然出会った一冊として、読書猿さんの『ゼロからの読書教室』も紹介しています。
この本は、本屋さんでたまたま出会った一冊です。
読書の始め方だけでなく、図書館の使い方まで書かれていて、面白い本と出合うコツを教えてくれる、とてもわかりやすい本でした。
音声はこちら
この問いに帯をつけるなら
今回の問い、
「買った本より、借りた本の方が刺さるのはなぜ?」
に、私が帯をつけるなら。
運命の一冊は、
選び抜いた本より、なんとなく借りた本の中にいる。
買った本にも、借りた本にも、それぞれのよさがあります。
でも、ときどき本は、こちらが力を抜いた瞬間に、ふっと心の中へ入ってくる。
そんな本との出合いについて、音声でお話ししています。
質問箱では、引き続き質問を大募集しています。
本や読書のこと。
図書館や司書の仕事のこと。
子育てや働き方、書くこと、暮らすこと。
「こんなことを聞いてもいいのかな?」という質問も大歓迎です。
▼喜木凛への質問はこちらから
あなたの問いに、次のしおりをはさませてください。
喜木 拝