
【音声配信】とじ込めない。―井伏鱒二『山椒魚』より
おはようございます。
ことばをそっと声にのせて届ける、小さな朗読ラジオです。
まずは、この場を借りて。
先日、noteでご縁のあった烏さん、いとさんから、
ご自身の作品を朗読しても大丈夫ですよ、とお声がけいただきました。
そのあたたかさが、どれほど励みになったことか……本当に、ありがとうございます。
ですが……実はまだ、おふたりの作品を、
自分のなかでじゅうぶんに読み込めておらず、朗読に踏み出せずにいます。
言葉を大切に扱いたいからこそ、もう少し、ちゃんと味わってから読みたい。
そう思っていることを、どうかお許しください。
そんな中で、今朝はもうひとつの物語をひらきました。
井伏鱒二の短編『山椒魚』――今回はその一部を、静かに朗読しています。
大きくなりすぎて、岩屋から出られなくなった一匹の山椒魚。
その姿に私は、自分の価値観にとじこもり、誰かとうまくつながれなくなってしまった“人間の孤独”を重ねました。
出口は外にあるのではなく、もしかすると、自分の内側にあるのかもしれない。
そんなことを考えながら、ことばをゆっくりと、声にしました。
📖 もし「このnote記事を読んでほしい」と思っていただけるものがあれば、そっと教えていただけたら、とても嬉しいです。
コメントやDMで、気軽に声をかけてくださいね。
読んで、感じて、たいせつに朗読させていただきます。
📻音声は、stand.fm にて配信中
▶【volume15. とじ込めない。―井伏鱒二『山椒魚』より】
今日も、小さな気づきとともに、心に風が通る朝になりますように。
喜木 拝