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【司書メモ】本は「出会い方」で変わる

    同じ本なのに、
    誰にすすめられたかで、
    まったく違う顔をして見えることがある。

    図書館で働いていると、本そのものだけでなく、
    「その本とどう出会ったか」が、読書体験を大きく変えるのだと感じます。

    たとえば、何気なく棚で見つけた一冊。
    表紙の色が目に入って、なんとなく手に取った本。

    あるいは、誰かにすすめられた一冊。
    「これ、あなたに合うと思う」と言われて、半信半疑で開いた本。

    または、予約してようやく順番が回ってきた本。
    ずっと待っていたぶん、最初のページを開くときの気持ちまで、少し特別になる。

    本は、紙に印刷された文字のかたまり。
    けれど、読者の手に届くまでの道のりによって、その意味は少しずつ変わっていく。

     
     
    本が好きなのに、今は読めないあなたへ。 本とことばで、忙しい毎日に小さな余白を届けます。 図書館司書/4歳娘の母/ブックシェアコーディネーター。 メンバーシップ「凛のことのはライブラリー」運営中。

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