メインコンテンツへスキップ
見出し画像

娘の中に見つける“私”と“夫”― #子育てポジティブキャンペーン

    「娘ちゃん、りんちゃんにそっくりだよね」
    夫はよく、そう言います。

    たしかに娘は、夢中になると周りが見えなくなるところが、私に似ている気がします。
    絵本を読んでいるときも、積み木を積んでいるときも、集中すると声をかけてもまったく返事がない。
    小さな背中が一生懸命で、つい見とれてしまうほど。
    その姿に、私自身が子どものころ、時間を忘れて本の世界に没頭していた記憶が重なります。

    そして――お願いをするときの、ちょっとした上目遣い。
    「ここ、ママにそっくりだよね」
    夫がそう言うのですが……私はあまり認めたくありません(笑)。
    まさか自分も、そんなふうにお願いしていたのでしょうか。
    でも、夫がニヤニヤしながら言うので、きっと本当に似ているのだと思います。

    一方で、娘がときどき披露する「謎の替え歌」や「即興ソング」は、間違いなく夫ゆずり。
    「ごはんの歌」「おかたづけの歌」「おふろの歌」……。
    気がつけば日常のあらゆる場面がメロディにのっていて、リビングはちょっとしたコンサート会場になります。
    音楽的センスがあるというよりは、ユーモアと自由さがそっくり。
    この部分は私にはない発想で、見ていて面白く、そして頼もしく感じます。

    同じ子どもの中に、「私」と「夫」がちゃんと同居している不思議さ。
    似ているところを見つけるたびに、くすっと笑えて、胸があたたかくなるのです。ときどき、苦くもありますけどね。

    そんな「似ている瞬間」を探す時間も、子育ての大切な楽しみのひとつかもしれません。きっとどの親子にも、その家族ならではの“そっくりポイント”があるのでは?


    #子育てポジティブキャンペーン
    👇こちらの企画に参加させていただきます。

    ちあきさん、素敵な企画をありがとうございます💖

    喜木 拝

    この記事が参加している募集

     
     
    本が好きなのに、今は読めないあなたへ。 本とことばで、忙しい毎日に小さな余白を届けます。 図書館司書/4歳娘の母/ブックシェアコーディネーター。 メンバーシップ「凛のことのはライブラリー」運営中。

    あなたへのおすすめ