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Photo bykuni758c

宮崎あおいは反則だ

    月と言えば中秋の名月。
    中秋の名月と言えば「月見バーガー」。

    若いころ、月見バーガーの季節になると必ずマックへ行っていた。

    ふにゃふにゃのバンズに挟まれた、まん丸の目玉焼き。
    セルクルで抜かれたような美しい円形は、マクドナルドならではである。

    固めなのに黄身の中心がちょっとだけ半熟なのもまたいい。
    具材がパティとベーコン、目玉焼きのみという潔さも、「無駄なものはいりません!」って感じで好きだった。

    包み紙をそっと開いて一口。
    甘酸っぱいオーロラソースとベーコンの塩気が、淡白な目玉焼きの味を引き立てる。

    そこにパティが加われば、お口の中は味の洪水。
    シンプルなのに破壊力抜群。永遠に咀嚼していたい。

    ちょっとだけ奮発して、チーズ月見なんて頼んだ日には、受け取った瞬間からテンション爆上がりだった。
    目玉焼きとチーズが合わないわけがない。

    少し溶けかけたチェダーチーズがパティに絡みつき、目玉焼きが濃厚な味を優しく包み込む。
    もはやベーコンもオーロラソースも出番はない。
    月見バーガーの主役は目玉焼きなのだから。

    というか、あのCMもやばい。
    絶対にサブリミナル効果があると思う。

    去年(2025年)の月見バーガーのCMもヤバかった。宮崎あおいを使うなんて反則だ。

    しかも、BGMはエレカシの名曲「今宵の月のように」。
    きっとボーカルの宮本さんも、月見バーガーを食べながらこの曲を作ったのだろう(多分違う)。

    これだけ月見バーが月見バーガーと言っているが、肉が食べられなくなった今はマックに行くことすら無くなった。

    それでも、パティなしの月見バーガーが発売された時には、もう一度まん丸の目玉焼きと対面したいと思う。

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