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誰を思い、誰に思われるか【創作大賞2026 もりあげ広場】(#創作大賞感想)

    こちらは、【創作大賞2026 もりあげ広場】に集まった応募作品の感想を書いていく『感想企画』のコーナーです。

    【感想企画 概要】
    ・もりあげ広場の記事にコメントで応募いただいた作品を読み、その感想を書きます。
    ・1作品あたり100~200字程度で、概ね3作品ずつ紹介します。

    ※未完結作品については、執筆時現在で読んだところまでの感想を書いています。
    ※長編小説など読むのに時間がかかるものは、応募の順番よりも遅くなる場合があります。
    ※クリエイター名については、一部省略している場合があります。




    1×1(ワンバイワン)―僕が好きになった彼は―/さちともこ

    ライトで読みやすい小説。一文が短いものが多く、難解な用語もないので、すらすら読める。主要な登場人物が少なく、また覚えやすいため、誰が何をしているのか混乱することはない。主人公である「僕」の一人称視点の小説で、心の声がずっとせわしなく流れ出ている感じが、すごく思春期男子っぽいなあと思った。



    子どもを生んだら、街が脱出ゲームになった。/あさいみと

    赤ちゃん連れの人に優しくなれるエッセイ。ベビーカーってこんなに大変なんか……と世の中のベビーカー愛用者に頭が下がる思いとなった。同時に、労基法違反とかスマブラのくだりとか、ユーモラスな文体にちょいちょい笑かされる。そして最後はしっかり真面目な学びに着地していて、構成もていねい。



    その直前まで見つめていたもの 【介護の詩】/何ごともお気楽に

    短い文章の中に悲壮感が詰まっていて、みなまで書いていないのに暗闇が立ち込めるようなずしりとした重みを感じた。
    病気の恐ろしさ、当たり前の日常が当たり前ではなくなる恐ろしさがたった数百字に集約されているのと同時に、「妻」の子どもに対する深い愛情も感じられる詩だった。




    最後までお読みいただきありがとうございました。

    この感想記事は、毎週日曜日を目処に投稿します。
    次回は、6月7日(日)に投稿予定です。


    (おしまい)

    #創作大賞感想
    #もりあげ広場
    #感想企画
    #さちともこ
    #あさいみと
    #何ごともお気楽に

     
     
    物書き(エッセイ、小説)。kindle『不憫男子〜フビダン〜』発売中。商業作家を目指して修行中。宮崎智之エッセイ講座1期生。ミキアカ生。ポケモンとDOMOTOと特撮とコナンが好き。Amazonアソシエイト参加中

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