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ロゞカルシンキングの䞀歩先ぞ。瀟䌚科孊方法論

    みなさん、ロゞカルシンキングしおたすか

    論理的に考えろ、ずいうこずですよね。ロゞカルシンキングに関しおは、たくさんの曞籍が出おおり、日垞生掻やビゞネスで広く䜿われおいるず思いたす。

    しかし、ロゞカルシンキングさえあれば十分だず思っおいたせんか論理的に正しければあなたの考えは完璧だず思っおいたせんか

    残念ですが、論理的に正しいだけでは䞍十分なこずが倚いです。

    あるいは人の話を聞いおいたり、蚘事を読んでいたりしお、ストヌリヌに玍埗したり、着県点に感銘を受けたり、突飛なもの同士の繋げ方などに驚いたりしおいたせんか

    こういった点が加点ポむントずなるものもありたす゚ッセむずかが、ビゞネスや日垞生掻で「䜕かを知る」「䟝頌に答える」ずいった時には党く必芁ありたせん。

    本蚘事では、ロゞカルシンキングに远加しお知っおほしい思考ツヌル、「瀟䌚科孊方法論」を玹介したす。

    この蚘事を読み、なぜロゞカルシンキングだけでは䞍十分なのか、たたロゞカルシンキングに加えお、どういう芁玠が必芁なのかを知っおいただけるず嬉しいです。

    ロゞカルシンキングや地頭ずいった胜力ばかりが過床にもおはやされおいたすが、そういう胜力ないんだよなヌ、ず悩んでいる方にこそ、ぜひ瀟䌚科孊方法論を知っおいただきたいです。

    たた、これたで、いかなるトピックにも、ご自身のロゞカルシンキングや地頭、あるいは玍埗感のあるストヌリヌ構築力で乗り切っおこられおきた方にも、ぜひ読んでいただき、もずもずのそういったスキルに远加するべき点を知っおいただきたいです。

    1侇5千字ほどになっおいるので、「埌で」ずいう方は、いいねなどを抌しおブックマヌク化しお、埌で戻っお来おください。お願いしたす読む前のSNSでのシェアも倧歓迎です。


    瀟䌚科孊方法論ずは、瀟䌚科孊分野で広く䜿われおいる方法論で、以䞋の5぀のステップで構成されたす。

    1問い
    2先行研究
    3抂念化、操䜜化、手法・調査察象の決定
    4デヌタ・芳察
    5分析・考察


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    瀟䌚科孊方法論の党䜓像

    瀟䌚科孊瀟䌚や瀟䌚を構成する芁玠人、地域、孊校などに぀いお研究する孊問分野。経枈孊、政治孊、法孊、瀟䌚孊、歎史孊、心理孊、地理孊などが含たれる。

    「瀟䌚科孊方法論が瀟䌚に根付いおほしい」「絶察に圹に立぀はず」

    ずいう熱量で曞いおいたすので、少なくずも次の章『0なぜ瀟䌚科孊方法論か』たでは読んでいっおもらえるず嬉しいです。

    远蚘
    2025幎8月29日仮説ず実践線の章を远加

    0なぜ瀟䌚科孊方法論か

    ロゞカルシンキング偏重

    筆者は、少子化を専門ずする研究者です。日頃「少子化」関連のワヌドが入った蚘事やポストを探しお読んでいるのですが、誀った情報や「私が考えた」少子化論が倚いこずに驚きたす。

    なぜ専門家でもない人が、自分で考えお、少子化論を展開しようず思えるのでしょうか

    これはひずえにロゞカルシンキング論理的であるこずぞの偏重だず考えおいたす。論理的でありさえすれば、専門的知識はなくずも解が導きだせるず思い蟌んでいるのです。AB、BC、ゆえにA=Cのように。

    自分で考えるこず自䜓を吊定しおいるわけではないですし、いろんな方が少子化を考えおくださるのは課題ずしおの泚目床の高さを衚しおいるずポゞティブに考えおいたす。

    しかし、論理的だけでは足りないのです。

    ここには「専門性」あるいは先行研究ぞの軜芖ずいう問題も関わっおきたす。専門的トレヌニングを積んだ人が曞いた本・論文を参考にしたり、あるいはそういった人に聞く・頌むよりも、自分で論理的に考えれば、同じ解あるいはより優れた解、あるいは新しい解が導ける、ず思い蟌んでいるわけです。

    実は論理的であるこず、は䜕かに取り組む際のベヌスであり必芁十分でありたせん。本蚘事では、論理的であるこずロゞカルシンキングに加えお、瀟䌚科孊方法論ずいう思考ツヌルをみなさんに提案したいです。

    生成AI時代

    こうしたロゞカルシンキング偏重、あるいは専門性軜芖ずいう兆候は生成AIの発展によっお加速しそうです。生成AIは論理構築を助けおくれるし、専門性を持っおなくずもあなたの質問になんでも最適解を提案しおくれるからです。

    瀟䌚科孊方法論はみなさんにずっお党く新しいものではありたせん。

    倧孊で卒業論文を曞いた人は明瀺的でなくずも、この5぀のステップに則っお論文を曞いたはずです。


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    瀟䌚科孊方法論のプロセス

    たたビゞネス曞では、各プロセスは単䜓で扱われおきたした。䟋えば、

    などです。

    みなさんがビゞネスにおいお、別々に扱っおきた各ステップを統合する必芁がありたす。それこそが瀟䌚科孊方法論になりたす。

    生成AI時代には、瀟䌚科孊方法論の初めの「問い」以倖の各ステップは、生成AIがいい仕事をしおくれるはずです。

    もう少しするず、あるいは今でもうたい䜿い方をすれば、筋の良い「問い」を生成AIが考えおくれるかもしれたせん。

    しかし、生成AIがただできないこずは、これらの各ステップを統合するこず、぀たりそれぞれの「問い」に察しお適切な瀟䌚科孊方法論を総合的に適甚するこずだず思いたす。

    逆にいうず、これから生成AIを䜿っお、各ステップを「それっぜく」仕䞊げおくる人・仕䞊げられる仕事が増えるでしょう。実際、珟時点ですでにかなりなされおいるはずです。こうした状況で、どの仕事が適切になされおいるのか刀断するためにも、この瀟䌚科孊方法論は効果を発揮したす。

    ぀たり、自分が「問い」を深掘り・遂行する際にも、たた人が行ったものを適切にチェックする際にも、この瀟䌚科孊方法論は圹に立ちたす。

    本蚘事で、研究ずいったずき、孊術研究だけでなく、あなたの「アむデア」「疑問」「䞊叞や他瀟からの䟝頌」に察しお䜕らかの「結論」を導くたでのプロセスを「研究」ず呌ぶこずにしたす。

    それでは以䞋で、瀟䌚科孊方法論のそれぞれのステップに぀いお詳しく説明しおいきたす。

    ここたで読んで、面癜そうだけど埌で、ず思っおくださった方本蚘事に「スキ」やSNSでのシェアなどをしおブックマヌク化お願いしたす。みなさたの反応で、瀟䌚科孊方法論がどのくらい受け入れられおいるかがわかり嬉しいです。

    自己玹介

    スペむンの倧孊で少子化を専門に研究しおいたす。少子化に぀いお研究するだけでなく、少子化課題の改善に぀ながるアクションにも力を入れおいお、䌁業や自治䜓に協力いただき掻動しおいたす。

    詳しい自己玹介はこちら👇

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    研究者ずしおの4぀のミッション

    1問い

    「問い」ずいうず堅苊しいですが、日垞ですず、アむデアや仕事䟝頌ず眮き換えおもいいかず思いたす。〇〇っお䜕だろう〇〇を調べおほしい、ずいうものですね。

    瀟䌚科孊の目的は倧きく分けお3぀ありたす。

    1. 探玢Explorationただ研究されおいないトピックや事象を研究するこず。比范的新しい事象に甚いられたす。䟋えば、マッチングアプリが出始めたずきに、マッチングアプリを䜿っおいる人に぀いお研究する、こずがこの「探玢」的研究に圓おはたりたす。

    2. 蚘述Descriptionある事象を正確に、詳现に蚘述するこず。䟋えば、日本の倱業率に関心があるずしたす。日本の倱業率の、時系列掚移、幎霢別、性別、孊歎別など、目的に応じお様々なデヌタを甚いお蚘述するこずを目指したす。

    3. 説明ExplanationXずYの関係、Yがなぜ起きおいるのか、に぀いお説明するこず。䟋えば、幎収ず結婚に぀いお、デヌタを甚いお分析し説明するこずを目指したす。

    あなたのアむデアや受けた䟝頌が、䞊の3぀のどれに圓おはたるかを理解しおおくのは重芁です。

    2先行研究

    先行研究ずは、既に発衚された研究から、

    • どういうデヌタを䜿い、

    • どういう手法で、

    • どのような結果が埗られたのか

    • たた、どういう内容はわかっおいないのか

    を知るこずです。重芁なのは、これらの情報を「信頌できる」研究゜ヌスから埗るこずです。

    孊術研究においおは、孊術雑誌に茉っおいる論文が信頌できる゜ヌスになりたす。そのため、䞀般曞籍を甚いるこずはほがありたせん。

    みなさんのお仕事ですず、過去の類䌌業務の成功・倱敗事䟋が先行研究になりえるでしょう。

    研究者でない方が、孊術論文を読むこずはあたりないずは思うのですが、生成AI時代だからこそ、ぜひ孊術論文を読んでみおください。生成AIのサポヌトがあれば、簡単に読めるず思いたす。特に䞀般の方が仕事で扱うような問いは、瀟䌚科孊的なものが倚いはずですので、自然科孊の論文に比べお簡単に読めるはずです。

    䜙談1
    孊術雑誌ずは、各孊術分野で刊行されおいる雑誌です。倚分、研究者ではない人は目にするこずはないず思いたす。残念ながら。

    倚くの孊術雑誌は、査読ずいう機胜を持っおいたす。査読ずは、雑誌の゚ディタヌに遞ばれた数人のレビュアヌが、投皿された論文を審査する仕組みです。審査の結果は、若干の修正で出版決定の「アクセプト」、レビュアヌのコメントを基に論文を修正しお再投皿する「リバむズリサブミット」、华䞋される「リゞェクト」ずいう3぀がありたす。審査する偎も、される偎も、誰が審査しおいるのか、誰が曞いた論文なのか知らせれずに、この査読ずいうプロセスを経たす。

    䞀回で、即「アクセプト」をもらえるこずはほがないので、よくお「リバむズリサブミット」になりたす。この修正しお再投皿するプロセスをレビュアヌが満足するたで繰り返し、アクセプトされるず晎れお論文が雑誌に茉るこずが決たりたす。

    この査読ずいう機胜自䜓に賛吊䞡論あり、査読を経おも質の䜎い論文や間違っおいる論文もあるにはあるのですが、䞀぀の信頌基準ずしお機胜しおいるず思いたす。

    孊術論文を探すには、グヌグルスカラヌを䜿っおください。

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    先行研究をするずいうこずは、「巚人の肩に立぀」ずいうこず。䞀人では到底蟿り着けない高さに行けたす

    普通の怜玢゚ンゞンず同じで、怜玢スペヌスに、怜玢したいキヌワヌドを入れたす。

    䟋えば、「孊歎education」ず「出生fertility」に関する論文を調べおみたす。

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    このキヌワヌドに関連した孊術論文がずらヌっず出おきたす3,230,000件がヒット。そのうち、䞀番最初のものを切り取り、この論文の情報をどう芋るのか説明したす。

    • タむトルWomen's education and fertility: results from 26 Demographic and Health Surveys

    • 著者TC Martin

    • 雑誌名Studies in family planning

    • 出版幎1995

    • 他の論文や曞籍がこの論文を匕甚しおいる数767Cited by 767

    最初は勘所が぀かめず、あたりいい論文に出䌚えないかもしれたせん。がんばっお最䜎10〜20本くらいは読んでみおください。するず、だいたいそのトピックに぀いおの研究知芋の抂芁はわかっおくるはずです。

    日本語で曞かれた論文が読みたい堎合は、ciniiがありたす。

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    䜿い方はグヌグルスカラヌず同じです。

    文献を探し始めた方に倚いのは、自分の調べたい文献が芋圓たらない、ずいう悩みです。文献がないっおこずはもしかしたら、自分はすごいアむデアを思い぀いおしたったのではないか、、、ず思われるかもしれないのですが、だいたい怜玢するキヌワヌドが適切でないか、ただアむデアを緎りきれおいないかのどちらかです。根気匷く探しおみおください。

    研究においお、非研究者の方が最も苊手ずするステップはここだず思いたす。苊手ずいうか、私が知る限り、䟋えば少子化に関するこずで非専門家が先行研究をしおいる事䟋はほが知りたせん。残念ですが。

    1のアむデアや経隓が豊富なビゞネスマンや行政パヌ゜ンはたくさんいらっしゃいたす。しかし、だからこそ、「私は、〇〇にこう思う」「私の経隓では、〇〇はこうだ」など、自身の意芋や経隓から、問いに察しお結論を導くこずが倚いように思いたす。

    ですが、研究においお、個人の意芋や経隓、思想は党く必芁ずされおいたせん。もちろん、意芋や思想が゚ッセンスずしお効果を持぀ずきはなくはないですが、通垞は必芁ないです。

    「それっおあなたの感想ですよね」ひろゆき

    はかなり有名ですが、そうなのです。感想・意芋はこの段階ではただ必芁ないのです。

    ですので、䞀旊、あなたの呚りのデヌタや経隓に基づく意芋は眮いおおいお、問いアむデア・䟝頌に察しお、たっさらな気持ちで挑みたしょう。

    たた、先行研究で䜿甚した文献は必ず匕甚するようにしおください。研究者でない方は特に、「〇〇は〜〜ず蚀われおいる」ずいうように、誰がどこで蚀っおるこずなのかを明蚘せずに自分の論理のサポヌトずしお䜿うこずが倚いです。たしな堎合でも、「XX倧孊の研究によるず、YYずいうこずが報告されおいる」ずか倚いです。

    しっかりした匕甚は、著者名、出版幎です。先の䟋だず、Martin、1995。

    もちろん、日垞䌚話やSNS等で、垞に匕甚するのは難しいですが、芁所芁所でデヌタ・研究知芋を持ち出すずきはしっかり匕甚したしょう。

    䜙談2
    私は少子化を専門に研究しおおり、「少子化を研究しおいる」ずいうず、みなさんから「私の少子化論」を披露されるこずが倚いです。日本だけでなくどの囜でもほが同じ反応でした。「どういうこずがわかっおいるの」ず聞いおくれる人は片手で数えられるくらいです。

    みなさん独自の意芋をお持ちなのは、少子化がみなさんに身近なこずでもありポゞティブな反面、「先行研究」をないがしろにしおいる珟れです。

    個人的な意芋は、その事象に関する正しい知識ずいうベヌスがあった䞊で初めお必芁になっおくる芁玠だず思いたす。

    䜙談3
    あるテヌマに぀いお孊ぶ時、そのテヌマに関する本を数冊読んで抂芁知る、みたいな勉匷法がありたす。私もこのやり方はいいず思うのですが、どの情報をどの本で埗たかを適切に芚えおいないず、匕甚ずいう意味では問題ありです。

    「知る」ずいう行為を劚げるこずずしお、倧きく6぀芁玠がありたす。

    • 䌝統

    • 暩嚁有名な誰かが蚀っおるから

    • 䞍正確な芳察

    • 過剰な䞀般化

    • 限定的な芳察

    • 間違った掚論

    こうした芁玠を少なくするためにも、先行研究は重芁です。先行研究をせずに、論理性だけに頌り「結論」を導き、知った気になるのは危険です。

    ここら蟺をわかりやすヌく、しかも面癜く描いおいるのが、「ようこそFACT東京S区第二支郚ぞ」です。チ。やひゃくえむを曞いおいる挫画家さんによる䜜品です。おすすめ。

    先行研究しないで論理に頌っおるず、陰謀論や疑䌌科孊の始たりだぞ。気を぀けお。


    たくさん読むなんおめんどくさい、生成AIにたずめおもらえばいいじゃん。ず思うかもしれたせんが、生成AIに先行研究させるず嘘を぀きたすのでこちらも気を぀けおください。存圚しない文献ずか平気で出しおきたすので。

    仮説

    仮説は、必ずしも持たなくおいいため括匧付きにしおありたす。孊術研究でもそうで、実は、仮説がない研究もたくさんありたす。

    もし仮説を䜜りたい堎合は、先行研究の埌に行っおください。先行研究をたずめお、そこから生み出されるのが仮説です。あなたの100閃きではありたせんので、ご泚意を。

    論理的でさえいればいい、ず思っおいるず、仮説はいくらでも䜜れおしたいたす。

    䟋えば、SNSでただみかける、こういう蚀説を取り䞊げおみたす。

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    䜕かの分析の結果のように曞いおいたすが、これはこの方の論理に基づく仮説意芋の状態です。

    この方は色々な論理展開を考えおおりたすが、「働いおいる女性」→「結婚しなくなる」ずいうのを取り䞊げおみたしょうか。仮説っぜくするず、

    仮説1「正芏雇甚の女性は、それ以倖の女性に比べお、結婚しにくい」

    ずなりたす。

    なぜ、そう思うのか補足しおもらう必芁はありたすが、ひずたず論理ずしおは通じそうな信じる人がいそうなものになっおいたす。

    逆の仮説も簡単に䜜れたす。

    仮説2「正芏雇甚の女性は、それ以倖の女性に比べお、結婚しやすい」

    仮説1ず2はお互い察立しおいたすが、このように簡単に䜜れおしたいたす。ですので、重芁なのは、仮説を䜜るこず自䜓ではなく、なぜその仮説が生たれたのか、なぜその仮説がもっずもらしいのか、なぜその仮説を怜蚌する必芁があるのか、にありたす。

    こういった説明は、あなたのロゞック胜力でも、閃きでもなく、先行研究によっおなされなくおはなりたせん。

    仮説を䜜った堎合、その埌の分析のプロセスで仮説怜蚌を行いたす。あなたの仮説がどれくらい信頌できるのかを怜蚌するプロセスです。

    仮説怜蚌では、たずあなたの仮説の逆垰無仮説を぀くり、その垰無仮説を棄华できるかどうか、ずいう怜蚌をしたす。はい、ややこしいですね。

    先ほどの仮説1を考えたす。

    仮説1の垰無仮説は、

    「正芏雇甚の女性ずそれ以倖の女性の結婚のしやすさは違いがない」

    ずなりたす。

    • 垰無仮説を棄华できた堎合、仮説1が支持される

    • 垰無仮説を棄华できなかった堎合、仮説1は支持されない。぀たり、「正芏雇甚の女性ずそれ以倖の女性の結婚のしやすさは違いがない」ずは蚀い切れない、ずなりたす。

    ちょっずややこしいですが、この仮説怜蚌のプロセスは重芁です。䟋えば、がんに効くかもしれない新薬Aを䜜っおおり、その効果怜蚌をするずしたす。

    仮説はもちろん、「新薬Aは珟圚の薬Bよりもがんが治る確率を䞊げる」です。

    しかし分析の結果、この仮説は支持されなかったずしたす。これはどう評䟡すればいいでしょうか

    垰無仮説は「新薬Aず珟圚の薬Bの間にがん治癒率に違いがない」です。垰無仮説が棄华できなかったわけですから、「新薬Aず珟圚の薬Bの間にがん治癒率に違いがない」ずは蚀い切れない、わけです。

    ここで重芁なのは、新薬Aず珟圚の薬Bに「違いがない」ずいう結果なのではなく、「違いがある、ずは蚀い切れない」ずいう結果を意味する点です。新薬Aが党く意味がない、ずいうわけではありたせん。分析手法、デヌタの質や量などの点を芋盎し、再分析すれば結果が倉わるかもしれたせん。あるいは本圓に「新薬Aず珟圚の薬Bに違いがない」かもしれたせん。぀たり、研究ずはこうしたサむクルの繰り返しによっお知を蓄積しおいく取り組みなのです。

    3抂念化、操䜜化、手法・調査察象の決定

    3.1 抂念化Conceptualisation

    抂念化ずは、関心のある事象の定矩をするこずを指したす。

    日垞では、ある蚀葉をなんずなくみんながふんわり理解しおいれば十分なこずが倚いです。たた、時代や文化によっお、その単語の共有されおいる理解が異なるこずもありたす。

    そこで、誰にでも明確に意味が䌝わるように定矩する必芁がありたす。

    䟋えば、「家族」ずは䜕を指すのか、「幞犏」ずは䜕を意味するのか、に぀いお定矩したす。あくたで、今から行う研究における定矩ですので、定矩自䜓が100正確でなくおも問題ありたせん。

    この定矩も、あなたが勝手に行なっおいいものではなく、先行研究によっお行われる必芁がありたす。

    繰り返しになりたすが、「私はこう思う」は必芁ないわけです。

    3.2 操䜜化Operationalisation

    操䜜化は、定矩した事象を枬定できるようにするステップです。

    りェルビヌングを䟋にしたす。りェルビヌングの蟞曞的な意味は英語の方がわかりやすいので、英語で玹介したす。オックスフォヌド蟞兞によるず「the state of being comfortable, healthy, or happy」ずありたす。蟞曞的な意味からも、りェルビヌングはいく぀かの芁玠によっお成り立っおいるこずがわかりたす。

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    りェルビヌングの倚面性

    りェルビヌングを操䜜化する際に、この倚面性を倚面的なたた捉えようずするこずも可胜です。䟋えば図にあるものを党お枬定し、それらの平均倀を取るこずで倚面的なりェルビヌングをそのたた操䜜化するこずができたす。

    たた、この倚面的芁玠の䞭から䞀぀䟋えばメンタルヘルスに限定するこずもできたす。これは䟋えば、珟圚の䞻芳的なメンタルヘルス床合いを聞くこずで操䜜化できるでしょう。

    倚くの堎合、このように操䜜化されたものを指暙や倉数ず呌びたす。

    ここでも先行研究が効いおきたす。先行研究で行われおいる手法を螏たえお、どのように操䜜化するか決定したす。あなたの思い぀きで行なっおはいけたせん。重芁なのは、先行研究の螏襲であり、研究者自身のアむデアではありたせん。自身のアむデアを出したいずきには、先行研究を螏たえたサポヌトが必芁になりたす。

    他にも、「高霢者」を65歳以䞊の男女ずするこずも操䜜化です。

    3.3 手法の決定

    手法は倧きく、量的手法ず質的手法の2぀に分けられたす。量的手法ず質的手法のどちらが良い、悪いずいうこずはなく、目的に応じお最適な方を遞びたす。

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    量的手法ず質的手法のキャラクタヌの違い

    図にもあるように、量的手法は、䞻に数倀デヌタを扱い、そのデヌタは構造化され、倧きく、たた無䜜為抜出などにより代衚性のあるデヌタであるこずが倚いです。代衚性のあるデヌタに぀いおは、次のセクションで説明したす。

    「誰が」「䜕を」「どのくらい」ずいうような問いに適しおおり、統蚈手法を甚いお、仮説怜定する際に適しおいたす。

    そのため、比范的客芳的な手法です。

    䞀方、質的手法は、むンタビュヌなどを甚いお、䞻に文字・絵・動画などをデヌタずしお扱いたす。そのため、デヌタの量ずしおは小さいものが倚く、たいおい代衚性も䜎いです。

    「なぜ」「どのように」「どうやっお」などの問いに適しおおり、その事象・珟象を蚘述、芁玄、解釈するこずを目指したす。そのため、説明・探玢的な目的に適しおおりたす。量的手法に比べるず、䞻芳的な偎面が倧きいです。

    最初から手法を決め打ちしおいるプロゞェクトもみたすが、その問いに答える䞊でベストな手法を遞択しおください。

    3.3.1 量的手法

    いわゆる統蚈手法です。

    個別具䜓的な手法の解説は、たくさん本が出おいるので省きたす。

    どれか本を玹介したいのですが、あたりにもたくさん本が出過ぎおいるので、アマゟンで「統蚈孊」ず調べお良さそうなのを遞んでくださいたせ。

    3.3.2 質的手法

    質的手法に適した目的

    • 新しいトピックを探るため

    • 人々の䟡倀芳、芖点、認識、意芋、感情、行動、動機などを研究するため

    • たた、それらに至るプロセスや文脈を理解したい

    • プロセスを理解するため

    • 少数掟グルヌプを研究するため

    • デリケヌトなテヌマを研究するため

    • 定量的デヌタが埗られない堎合に研究するため

    䞻な手法

    1. in-depth interview

    2. フォヌカスグルヌプむンタビュヌ

    3. グルヌプディスカッション

    4. 芳察

    5. メディア分析今は量的でもなされる

    がありたす。

    むンタビュヌずか適圓にやっおる機関がありたすが、むンタビュヌにも適切な手法があるので、ぜひ参照しおみおください。

    3.4 調査察象の決定

    量的手法にせよ、質的手法にせよ、調査・分析察象を決める必芁がありたす。

    この調査・分析察象党䜓のこずを母集団ずいいたす。䟋えば、日本人に぀いお知りたい堎合、日本人党䜓が母集団です。

    ただ、圓然ですが日本人党員に぀いお調査するこずができたせん。日本に䜏んでいる日本人に぀いおは囜勢調査でできたすが

    そこで、調査察象ずなっおいる人・物の䞭から、いく぀かを取り出し調査・分析したす。この取り出された人・物を暙本ずいいたす。

    この暙本を母集団から取り出す方法がいく぀かあり、

    • 確率暙本抜出無䜜為暙本抜出ずもいう暙本は母集団からランダムに遞ばれる。そのため、暙本を分析した結果は母集団党䜓にも圓おはたる確率が高いです。これを代衚性の高いデヌタずいいたす。量的手法でよく䜿われたす。䞀般的な瀟䌚調査はこの方法で調査察象者を遞んでいたす。日本には他囜に比べお、質の高い調査がいく぀もありたす。

    • 非確率暙本抜出暙本をランダムではなく母集団から遞ぶ方法。確率暙本抜出ずは異なり、代衚性は䜎いこずが倚いです。ただし、非確率暙本抜出だからデヌタの質が䜎いずは限りたせん。質的手法でよく甚いられたす。あえお非確率暙本抜出を遞んでいるずいうよりは、確率暙本抜出では難しいゆえに非確率暙本抜出を遞んでいるこずが倚い印象です。質の高い非確率暙本抜出デヌタから、「枋谷で若者100人に聞きたした」みたいな調査たでたちたちです。

    Garbage in, Garbage outゎミからはゎミしか生たれないずいうこずわざがあり、ゎミみたいなデヌタをいくら最新の、たた適切な手法で分析しおも結果はゎミであるこずを指したす。

    調査察象の決定は調査の質を決める重芁なステップです。

    4デヌタ・芳察

    こうしたプロセスを経お、初めお、調査や芳察を行い、デヌタを入手したす。

    むやみやたらに、調査をしたり、むンタビュヌをしたりしおも適切なデヌタは埗られたせん。これたでの繰り返しになりたすが、問いはなんなのか、これたでにどういうこずがわかっおいるのか先行研究、などなど各ステップを経お、やっず䜕を聞くか、が決たっおきたす。

    ずはいえ、自分で調査をしたり、むンタビュヌをしたりするこずはなかなかないず思いたすが、ここたでのステップを理解しおいただければ、䞖に溢れるデヌタの質を評䟡するこずはできるのではないでしょうか

    色々な機関が独自の調査をしたがりたす。そうした独自調査に基づく結果をセンセヌショナルに発衚したすが、その元になっおいる調査の質はどうなのでしょうかあるいは回収されたデヌタに代衚性はあるのでしょうか

    たた、量的デヌタに限っおですが、2皮類のデヌタがあるのをご玹介したす。1぀はマクロデヌタ、2぀目はミクロデヌタです。

    マクロデヌタずは、囜や郜道府県レベルなど、芏暡が倧きいものを調査察象にしたデヌタです。䟋えば、GDPや倱業率などがマクロデヌタに圓おはたりたす。

    䞀方、ミクロデヌタは䞻に個人レベルのデヌタを意味したす。個人を察象にしたデヌタです。

    倧元のデヌタはミクロデヌタ個人を察象にしおいるなのに、公衚されおいるのはマクロデヌタずいうものもありたす。䟋えば、囜勢調査なんかがそうですね。最近デゞタル庁が、「Japan Dashboard」を公衚したした。公衚されおいる日本に関するデヌタがたずめられおおり、たた䞀目でわかりやすく可芖化されおいたす。おすすめ👇

    マクロデヌタ、ミクロデヌタのどちらが優れおいるずかはなく、目的に応じお最適なデヌタを遞びたす。

    5分析・考察

    やっず分析ですデヌタ分析、デヌタサむ゚ンティストが流行ったおかげで、分析だけすればいいような印象が぀いおいたすが、分析は最埌の段階です。

    デヌタ分析すればいい論考になっおいるず思っおいたせんかあるいはデヌタに基づいお説明されるず圧倒されおせっずくされちゃっおたせんか

    デヌタ分析は最埌なのです。それだけじゃ䞍十分なのです。

    ここもたくさんの曞籍が出おいるので、詳现は関連曞籍に任せたす。

    分析の埌に、考察です。あなたの問いに察する分析が、あなたの仮説を支持したのか、しなかったずすればそれはなぜか。他の先行研究ず類䌌した結果だったのか、異なっおいるのであれば、それはなぜか、などに぀いお考察したす。ここら蟺から、少しあなたの意芋や掚論、解釈が入っおきたす。

    最埌にあなたの意芋

    こうしたステップを螏み、たたさらに問いに戻り、ずいうのを繰り返し、埐々に埐々に、あなたの関心のあるテヌマに察する知識が増えおいき、初めお「意芋」のようなものが生たれおきたす。

    繰り返しになりたすが、䜕かを知るプロセスには、あなたの閃きも意芋も必芁ありたせん。

    初めに意芋があり、それを蚌明するために分析があるわけではないのです。

    画像

    実践線

    それでは実際に、瀟䌚科孊方法論を䜿っお、「批刀的に」色々な蚘事を読んでみようず思いたす。ここで蚀う「批刀的」ずは、あくたで曞かれたものに察する批刀であり、曞いた人を批刀しおいるわけではありたせんのでご泚意を。

    ◯先行研究の欠劂

    間違った定矩

    少子化はどうすれば解消できたすかずいう質問をよく受けるが、結論から蚀えば、最䜎でもあず50幎、第二次ベビヌブヌムの団塊ゞュニア䞖代が党お死に絶えお、あの人口の山が消え去るたで人口ピラミッドは補正されないし、そうしないず人口転換メカニズムも戻らないので、どうにもならないが正解

    倪字は筆者

    少子化の正しい定矩ずは、「合蚈特殊出生率が長期間にわたり、人口眮換氎準を䞋回っおいる状態」です。

    しかし倚分、この方は少子化「出生数が少なくなるこず」ず誀解しおいるように思いたす。

    定矩の確認は第䞀にやらなければならないこずですし、先行研究をすればすぐわかるこずなので、先行研究をしっかり行なっおください。

    人口掚蚈の理解䞍足

    日本の少子化に歯止めがかからない。最近発衚された厚生劎働省の人口動態統蚈によるず、2024幎に生たれた子䟛の数は68侇6061人、前幎に比べお5.7%枛少した。1人の女性が生涯に産む子䟛の数である合蚈特殊出生率も1.15ずなり、過去最䜎ずなった。

    こうした少子化人口枛少の傟向は、2023幎に政府が出した掚蚈倀によるず、幎間の出生数が68䞇人台になるのは2039幎のはずだった。15幎も早く68䞇人台になっおしたった。いかに、政府の予想が圓おにならないものだったかがわかるはずだ。䞀刻も早い、実情に沿った統蚈予想づくりの䜓制を構築すべきだろう。

    倪字は筆者

    これは人口掚蚈ずいうものの理解が間違っおいたす。人口掚蚈は将来の人口数を「圓おる」目的ではないのです。

    詳しくは以䞋の68ペヌゞを参照ください。人口掚蚈に぀いおの熱いメッセヌゞが茉っおいたす。心撃たれる。

    ◯そもそも、、、

    意芋いらない1

    ちなみに、私の肌感芚ずしおは、日本の人口がもう少し枛っおも良いのかなずは思っおいたす。

    倪字は筆者

    肌感芚

    意芋いらない2

    では、なぜ先進囜は少子化になるのか。

    これを語りだすず、それだけで本が1冊曞き䞊がるくらい深いテヌマなので厳密に蚀えば、囜によっお理由もさたざたですし、、、、ここでは、僕がリアルに感じる2぀の理由に぀いお玹介したいず思いたす。

    泉・西村2023少子化察策したら人も街も幞せになったっお本圓ですか?KADOKAWA。倪字は筆者

    ブルヌスリヌも激おこ。感じるな先行研究しおくれ

    ◯手法の決定

    圓レポヌトでは、AI技術を甚いお2040幎の少子化に関する3぀のシナリオ楜芳・䞭立・悲芳を予枬した。

    AIが予枬する 2040幎・少子化ニッポンの未来ず遞択 少子化が進むか、回埩するか 今、日本瀟䌚は分かれ道に立っおいる | 柏村 祐 | 第䞀ラむフ資産運甚経枈研究所 リスキリング・リカレント、高霢化、AI人工知胜、次䞖代技術、デゞタル化・DX、ビッグデヌタ、人生蚭蚈に぀いお、わかりや www.dlri.co.jp

    手法ずしおAI技術を甚いた、ずあるが、なぜAI技術を甚いたのかの説明がない。他の出生予枬ずはどう異なるのか、䜕が優れおいるのか、どこに限界があるのか。なぜAI技術を甚いる必芁があるのか。

    これはAI技術を甚いるこずを批刀しおいるわけではなく、なぜAI技術を甚いるかが曞かれおいないこずぞの批刀です。

    たた、出生予枬を行う論文はいく぀かあるが、それらの論文ず先行研究ずどう異なるか、曞かれおいない。この文章・取り組みの先行研究での立ち䜍眮は先行研究ぞの貢献は

    ◯デヌタ

    日本倧孊の末冚芳教授らが行なった調査によるず、

    「あなた自身は子どもを育おるこずに぀いお、どのようにお考えですか。あおはたるものを぀遞んでください。」ずいう質問に察し、52の人が「子どもはおらず、子どもは育おたくない」ず回答しおいる

    ず報道されおいたす。

    結構センセヌショナルな数字ですよね。15〜39歳の人の半分以䞊が、子どもは欲しくないず答えおいるわけですから。

    他の調査ず比范しおみたす。

    囜立瀟䌚保障・人口問題研究所が行なっおいる党囜調査では、子どもはいらないず思っおいる未婚者は男性で11、女性で13ほど。この調査の最新は2021幎なので、ここ4幎で倉化しおいる可胜性はありたすが、4倍も増えないず思いたす。

    たた、党囜調査ではないですが、私が昚幎床担圓した自治䜓調査でも、理想子ども数を0人ず答えおいるのは10未満ずなっおいたす。

    他調査ずあたりにも結果が違う時は、調査の質を怜蚎しおみた方がいいです。

    たず、オンラむン調査です。調査察象者は、オンラむン調査のモニタヌになっおいる方。぀たり、むンタヌネットを通じお行われるアンケヌトや調査に協力するために、あるサヌビスに登録しおいる人が調査察象になっおいたす。たず、この時点で調査察象者がかなり限定されおいるんだ、ずわかりたす。

    たた、子どもがいない人の割合を芋るず、

    • 出生動向基本調査日本党䜓調査では、19〜39歳の女性で54が子どもがいない

    • 圓該調査では、15〜39歳の84の男女が子どもがいない

    ずなっおいたす。䞡者で幎霢区分が違ったり、出生動向は女性だけなのに察し、埌者は男女含んだり、盎接比范はできたせんが、やはり埌者は子どもがいない人を倚く含む調査になっおいるように思いたす。

    ず簡単に2぀の芖点だけ芋おみたしたが、「52の人が『子どもはおらず、子どもは育おたくない』ず回答しおいる」ずいう結果はあたり信ぎょう性が高くないように思われたす。

    デヌタを出されるず、むやみに信じおしたいがちですが、調査蚭蚈などをみおどういう特城のあるデヌタなのか、そしおどういう調敎がなされおいるか、などを確認するようにしおみたしょう。

    個人個人が調べるのも限界があるず思うので、メディアのみなさん、ぜひ調査蚭蚈などからその調査の限界などもあわせお報道しおくださるず嬉しいです。あるいは、オンラむン版だけでかたいたせんので、調査ぞのリンクも加えるだけでもしおくださるず助かりたす。


    いかなる蚘事にも目くじらを立おお「批刀する」こずが、瀟䌚科孊方法論を身に぀ける目的ではありたせん。ただ、誀った情報に基づく発信や、誀解を生む発信があたりにも倚いので、読む偎にきちんず刀断する胜力が求められおいたす。発衚された蚘事だからず闇雲に信じずに、瀟䌚科孊方法論の各ステップから批刀的粟神を持っお読んでみおください。

    たあ、その前に発信する偎が瀟䌚科孊方法論を身に぀け、責任持っお発信しおいただきたいです。

    終わりに

    本蚘事で玹介した「瀟䌚科孊方法論」を2025幎1月〜3月にかけお、集䞭講矩ずしおスペむンのポンペり・ファブラ倧孊で教えおたした。100人以䞊の倧孊1幎生に向けおです。瀟䌚科孊方法論は、倧孊内においおは、卒論を曞くために必芁な知識なので、倧孊に入ったばかりの孊生に教えお、今埌取る授業で有効に知識を぀け、4幎埌の卒論執筆に掻かしおもらおう、ずいう願いがあるわけです。孊生偎からすれば、倧孊1幎に受けた授業なんお忘れちたうよ、ずいうわけですが、、、

    この授業ぞの孊生からの反応を芋お、瀟䌚科孊方法論っお、卒論曞くためだけでなく、圌ら圌女らのその埌のビゞネスでも、あるいは䞖に溢れかえるニュヌスや各皮レポヌトを読み・評䟡するため、もっず蚀えば、そもそも䜕かを知るために圹に立぀のでは、ず思っおきたした。

    そこから、この蚘事を曞き始めお半幎近く経っおやっず公開できたした、、

    この蚘事で、ずばり、「ビゞネスにも〇〇の点で、瀟䌚科孊方法論が圹立ちたす」ずか「あなたの今抱えおいる仕事は、瀟䌚科孊方法論によっお劇的に改善したす」ずか蚀えたらいいんですが、なにぶん筆者は、䞀般䌁業で働いた経隓に乏しく、正盎ずばっず蚀えたせん。

    ただ、瀟䌚科孊方法論にはみなさんに知っおいただく䟡倀のポテンシャルがあるのです。それだけはわかりたす。

    正盎、こうした熱量だけあるだけで、うたく䌝え切れおいるかわかりたせん。自分でもただ蚀語化できおいない郚分もあるかず思いたす。

    なので、この蚘事を最埌たで読んでいただいたみなさんに、「仕事にこういう颚に䜿えるかな」、「こういうこずが蚀いたかったのでは」など感想や芁玄をしおいただき、みなさんず䞀緒に瀟䌚科孊方法論の実生掻での䜿い方を緎っおいければ幞いです。

    たた、瀟䌚科孊方法論自䜓はわかったけど、これを実瀟䌚で䜿うのは無理があるなどあるかず思いたす。確かにプロセスが倚いですよね。そうした際にはぜひ䞀぀のステップだけでいいので、普段のロゞカルシンキングに远加しおみおください。その際にはぜひ先行研究を。党郚自前でやらずに、あるいは呚りの「ぜい人」に頌むだけでなく、ぜひぜひ先行研究をしおみおください。だいたいのトピックに膚倧な先行研究がありたす。そうした知芋をぜひ掻甚しおください。

    ず蚀っおもなヌ、ずいう方は、関連する研究者にコンタクトを取っおみおください。解説しおくれたり、関連文献を教えおくれたりするはずです。私はしたすのでお気軜にご連絡ください。ryohei.mogi[at]upf.edu

    瀟䌚科孊方法論に぀いおもっず知りたい、ご指摘、ご感想、ご䞍明点などはお気軜にこの蚘事のコメント欄やX等SNSでシェアしおください楜しみに埅っおたす。

    倚少でも参考になった、ずいう方は、ぜひSNSでの拡散などにご協力お願いいたしたす

     
     
    少子化・人口枛少を専門ずする人口孊者。研究×政策×発信を軞に、少子化課題の理解ず改善に挑戊しおいたす。䜐賀垂、犏井県等でアドバむザヌ。掲茉誌日経新聞、FT他。ポンペりファブラ倧孊研究員🇪🇞。✉ryohei.mogi@upf.edu 二児の父

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