
モッシュの代償 @’97赤坂ブリッツ / The Offspring
1990年代、Liveは今よりもっと荒かった。
今思うと荒くても、昔の方が
周りへのリスペクトもあったなと思う。
The Offspringのライブにフランス人の友人と
当時まだ彼氏だった旦那と3人で向かう。
会場は赤坂ブリッツ。
LIVEハウスは小さめのオールスタンディング。
激しいLIVEは記憶が間違いでなければ
おそらくこれが初めてだったと思う。
曲が始まり、人が一気に前に集まる。
(すごい熱気…!)
人が人の上に乗り転がりながら
前に進むダイブも何度も起きる。
180㎝を超える友人たちは
何度も人の上を登っては前まで行って
戻って来てを繰り返している。
私も負けじとステージ前に向かって進む。
私もそれなりに身長はあるけれど、
周りは男性ばかり。
私のところだけ高さが低くなるから、
人が通るたびに一度沈む。
まるで人が降ってくるかのようだ。
そして、毎回降ってくるから首が痛い。
(首痛いから、一回抜けよう)
周りに「前に行く」というジェスチャーをすると
みんな、譲ってくれる。
ーー Hey!security!
ゴツいセキュリティに声をかけ、先頭から
抱き上げて、引っこ抜いてもらう。
後ろで、友人に合流すると
『ダイブ行く?』と声をかけられた。
狭いライブハウスだから落ちることもないだろうと
友人の手を借りて登り、
私も人の上を流れていき
1番前で、セキュリティーに下ろしてもらった。
人の上で転がるなんて、そうそう経験しない。
ただ、そんなノリも最高に楽しかった。
当時は、そんな楽しみ方だった。
散々騒いだライブ。
騒ぎすぎて声はガラガラで、出ない。
なんか、首だけではなくてあちこち痛い。
大満喫。
さぁ、帰ろうと思ったら
なんだか片足だけ、高さがおかしい。
____足元を見た。
(‥‥あれ?)
靴底が、ない‥‥
ダイブするし、モッシュもする。
靴が吹っ飛んでいかないように、
靴紐を「しっかり」結んだ。
だからか?
「‥‥‥‥」
足元さえ見られなければ
周りにはバレない。
ここは赤坂。
周りはおしゃれな人ばかり。
まさか、
靴底がとれた人が、歩いているとは
思われないだろう。
バレませんように…
1997,Jan Ixnay on the Hombre Tour
The offspring
本当に痛いし熱くなるんです…
▶ 熱い!痛い!小さいからと、ハラペーニョをなめていた。
面白体験あつめました
▶ 実体験エピソード|笑いも、スカッとも、たまに不運も。
現在、脳が沈むようになる「脳脊髄液減少症」で闘病中です。
▶ 1億分の1の病歴~脳脊髄液減少症編~