
【滋賀】食い道楽旅行記|琵琶湖、彦根
あれは確か、ぼくなつの作中に出てきた鳥の鳴き声。
特徴的なその鳴き声に、何の鳥なのか、頭にはてなを浮かべながら琵琶湖脇の長浜港で早朝の風を浴びながらココアを啜っていた。海沿いは風が強いのは分かるが、琵琶湖くらいの大きさの湖になるとここでも風が吹くのね。新しい発見。
あれは鷲だったか。でも湖に鷲はいないよなぁ。それとも鷹か。鷹も山間にいるイメージだからなぁ。そもそも鷹も鷲も、鳴き声は高い一音だった気がしてて、どうにも違う気がする。
最終的にGoogle先生の力を借りて、その鳴き声がトンビのものだと知った。
身一つで海岸にいてもスマホさえあれば、あっという間に解を得られる。これが現代の力か。
祝日ど真ん中、朝6時半のことである。

行くぞ、滋賀
今回のシルバーウィークは滋賀に降り立つ事になった。人生初。
巨大な湖・琵琶湖は死ぬまでに一度見ておきたいと思ったものだが、今回その人生詰んでおくリストを1つ消化する事にした。
こちらの記事でも取り上げたが、西に向かうのでスマートEXで新幹線は予約済み。
近年になってようやく地方へ旅に行くようになり新幹線のお世話になる気概が増えてきたが、すっかりその使い方には慣れたものである。
滋賀といえば、ひこにゃん・タヌキあたりがその象徴だろうか。
至る所にゆるいその姿が見えるので、可愛らしい県だなと思う。猫もタヌキも可愛いもんね。
行きの新幹線が遅れており、すっかりお昼ご飯を食べ損ねてしまい、滋賀についてから小腹を満たそうと、新幹線の到着駅の米原から長浜に移動して軽食を探す事にした。
今回お邪魔したのはつるやパン。まるい食パンが有名なパン屋さんらしい。


ふわふわのパンだけど小腹が空いた時にはぴったり
いただいたのは焼サバサンド。
まるい食パンに焼き鯖の切り身と、大葉・ガリを挟んだ珍しい組み合わせ。
郷土料理で鯖そうめんは有名だけど、鯖をまさかサンドにもしちゃうなんて。ガリのサッパリさと鯖の組み合わせが意外にもマッチしてて、かつ食パンがふんわりと柔らかい。手のひらに収まるサイズだったがとても満足できる一品だった。

琵琶湖、行ってみる
せっかく滋賀に来たのなら。
琵琶湖を見なければいかんでしょう!

広い、でかい。
地理の授業で刷り込まれた「日本最大の湖」を目の当たりにして感じたのは、昔の人はよくこれが湖だと気付いたなと。
対岸に山らしき影はあるけど、普通の港町でも地形によってはそれはよくある光景で。よくこれが閉じた水たまりだと気付いたな〜と関心でいっぱい。なぜか小波が打ち寄せる海岸ぽいものもあって、実物は四捨五入で海だなとうっすい感想を持つことになった。
近くには長浜城もあり、城の位置する豊公園は人もまばらで小休憩にはぴったりだった。

長浜の大手門通り商店街を歩き回り、気が付いたら夕方になったので、予約してあった焼肉のお店へ。せっかくなら近江牛が食べたくて、長浜で血眼で焼肉のお店を探したのだ。

お邪魔したのは、近江焼肉 肉どうし。
めちゃめちゃ分厚く、牛の旨みが口いっぱいに広がるのが幸せすぎて、唸りながらいただいた。卓上の七輪で焼くスタイルで、1枚が大きくて、手厚く肉のお世話をしながら焼くのも楽しむことができた。
長浜近郊に行くことがあれば、また寄りたいし、人にもおすすめしたい。

ひこにゃんを求めて
滋賀2日目は、記事の冒頭に戻り早朝の湖岸で時間を貪った後に、ゆるキャラ界のエース(だと個人的に思っている)に会いに彦根へ。
待っててひこにゃん〜〜〜〜〜!!😇


彦根駅の改札口でビックひこにゃんがお出迎え。可愛すぎないか???
ひこにゃんのお膝元の彦根では、彦根城も見たいし、ひこにゃん(実物)にも会いたいし、美味しいものも食べたいし、やること盛りだくさんなのだ。幸先が良い。
まず、今回の旅の同伴者が行きたい!と言っていた、クラブハリエに行くことに。

クラブハリエは滋賀県近江八幡市が発祥とのこと。
老舗和菓子屋たねやさんの洋菓子部門がルーツであり、その後独自ブランドとして独立して現在に至るという。こちらの店舗では同じ敷地の中に、洋菓子と和菓子を扱うエリアがそれぞれあり、なんと建物の2階にはカフェが開かれている。
せっかく来たならと、朝イチでお茶をしばくことに。



カフェの開店と同時に入れてもらって、贅沢に朝ケーキをいただいた。程よく甘くて、あっつい紅茶との相性が抜群。
朝からケーキは非日常感あって、旅行気分をぐんぐん上げてくれる過ごし方なのかも。
待望の
さて、お店を出て近くのキャッスルロードをフラフラしている時に、待望のその瞬間が。

いた。
ひこにゃんミュジアムのお外で、ひこにゃん(実物)が観光客に手を振っている。お辞儀したり回ったり、忙しなく動いてる。生きてる。
意外と身長は低めで可愛い!!
ミュジアムでひこにゃんのエピソード見て初めて知ったのだけど、井伊直弼を雷から救った招き猫伝説を元にしているらしい。2006年生まれで、彦根城周辺に出没していると。お勤めご苦労様です。
さて、ひこにゃんを見る目的が達成できたので、お城と腹ごしらえをすることに。

ご覧の通り、快晴も快晴。
日差しが夏のそれで、台風が直撃していた関東から来たので日焼け止めを持っているはずもなく、ジリジリと日に焼けながら彦根城へ向かった。
(後日、腕が真っ赤になり数日熱が引かないくらい派手に日焼けをすることにこの時はまだ気付いていない)



国宝・彦根城は、敵の侵攻を防ぐ目的で石段の急坂があり、それを上り切ると見事な城郭が。あまり広くないので、若干観光客で溢れている感はあるが、城下町を見渡せるので登れてよかった。
時間帯によっては、この広場にもひこにゃんが出没するらしい。アツい。

昆布の味わいが強い
最後に駅前のアーケードで腹ごしらえ。
麺や 江陽軒さんで塩つけそばをいただいた。塩味のつけ麺は初めてで、お出汁がきいてて昆布の味わいが強いつけ汁に感動。これまでつけ麺は好んで食べてきたけれど、こんなに旨みが凝縮されているつけ汁は初めてだった。麺ももちもちとしていて、飽きずにあっという間に完食。
滋賀に来てから食べてばかりのお腹だったでもスルスルと食べることができた。おすすめ。
おわりに

総じて、お腹いっぱい美味しいものを食べた旅行だった。
旅行の楽しさは、好きなタイミングで美味しいものを食べるのを許せることであり、その土地の名所を楽しみながら街歩きができることでもあると思う。新幹線の時間までに行ける場所をピックアップして、ルートを計画する時間すらも楽しい2日間だった。
こういう非日常をたまに挟むと、生活がリセットされる気がして、また少し時間をあけたら行ったことのない県に訪れるのもいいかもしれない。
