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私の人生を変えた出会い〜すべての始まり〜


    前回、記述した通り、
    私には、人生を変えた出会いが3回ありました。

    1つ目が、幼馴染との出会いです。


    彼女と出会ったのは、
    中学2年生、14歳の時でした。

    同じ中学校でしたが、
    16クラスもあったので、

    同じクラスになったことは一度もなく、
    話したこともありませんでした。

    彼女は中2の夏休み明け、
    校則違反のパーマをかけてきて、

    急に目立ち始めました。


    それから彼女は不良グループに
    目をつけられるようになりました。

    誰も彼女と口を利かなくなりました。


    彼女が不良グループともめた時、
    一歩も引かず、謝らなかったと聞きました。

    「根性あるな。」
    と、私は感心しました。

    それから彼女は、学校に来なくなりました。

    私には遠い話だと思っていました。

    同じ頃、私は家のことや友達との
    付き合い方について悩んでいました。


    ある日、何もかも嫌になって、

    塾の帰りに自宅に帰らず、

    ひとりで大きな公園に行き、

    そこで一晩過ごしました。

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    公園の中にある動かない電車の中で震えていた


    夜中にカップルが声をかけてくれて、
    車で家まで送ってくれました。

    朝方帰ったけれど、
    家族は皆寝ていて、
    誰も探していませんでした。


    私は傷つきました。

    「私の存在は軽いんだな」
    と思って、悲しかった。


    それから1ヶ月ほど経った頃、
    友達とスケートに行った帰りに、

    その公園で休憩していたら、
    例の女の子に偶然会いました。

    彼女はこども劇団で友達になったという、
    別の学校の1学年上の女の子と二人でいました。

    先輩が私たちに話しかけてきました。

    「この子、学校で虐められてるから、
    仲良くしてあげてくれないかな?」


    一緒にいた友達は帰り道で言いました。

    「関わったら、私たちも虐められるから、
    やめておこう。」


    でも私は、彼女(以下、Aちゃん)に電話して、
    学校に来るように言いました。

    Aちゃんは次の日から学校に来ました。

    クラスは離れていたけれど、
    お昼休みにAちゃんのクラスまで行き、
    一緒にお弁当を食べるようになりました。

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    周りの目など気にせず、一緒にお弁当を食べた


    周りの友達は
    「仲良くするのはやめた方がいい」
    と忠告してきました。


    でも、私は聞きませんでした。

    あの時、私が抱えていた孤独と、
    彼女の孤独を重ね合わせて
    いたのかもしれません。


    不良グループに私も目をつけられましたが、
    1学年上に姉がいたおかげで、
    何もされませんでした。

    その後、Aちゃんとグループのリーダーが
    仲直りして、虐めはなくなりました。

    手のひらを返したように、
    皆がAちゃんと仲良くし始めました。

    それからAちゃんと私は、親友になりました。

    家が2駅離れていましたが、
    毎日Aちゃんの家に遊びに行きました。

    私は家にいたくなかったんです。


    そのうち、学校をサボって
    朝からAちゃんの家に行き、
    ふたりで遊ぶようになりました。

    私は成績は良かったのですが、
    家が貧しく、家庭も複雑だったから、

    高校や大学には行けないと分かっていて、
    自暴自棄になっていた頃でした。

    Aちゃんは、成績が良くなく、
    虐められていた過去があるから、
    学校にあまり行きたがりませんでした。

    学校に行っていないことが
    母にバレるたびに、
    Aちゃんと遊んではいけないと
    怒られました。

    それが悔しくて、
    Aちゃんとふたりで家出して、
    友達の家に泊めてもらったり、
    公園で寝たりしました。

    双方の家が話し合って、
    一時Aちゃんの家で暮らしたこともありました。

    でも一緒に暮らすと嫌な面も見えてきます。

    すぐに自宅に戻って、
    ふたりとも学校に行くようになりました。


    Aちゃんは自由奔放な性格で、
    時々喧嘩もしました。


    少し距離を置く時期もありましたが、
    気づけばまた一緒にいました。

    高校受験を迎えました。

    私は高校には行けないと思っていました。

    不登校の時期もあったし、
    授業料を払い続けることも
    難しいと分かっていたから。

    迷っていたら、
    Aちゃんが先輩から聞いたと言って、
    定時制高校に一緒に行こうと誘ってくれました。

    これといった他の選択肢もなかったので、
    流れのままAちゃんと一緒に
    定時制高校へ進みました。

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    Aちゃんが誘ってくれた高校に一緒に入学



    そこで、恩師に出会うことになります。

    定時制に通ってからも、
    ふたりは親友でした。

    Aちゃんは彼氏ができてから、
    ほとんど学校に来なくなりました。

    対照的に私は、
    仕事をしながら、
    欠席なく毎日通っていました。

    性格は正反対でした。

    私は場の空気を読み、
    人に気を遣ってばかりいる。

    Aちゃんは、我儘で自由奔放で、
    言いたいことを言っても許されるタイプ。


    いつも羨ましかった。

    妬ましかった。

    私はこんなに努力しているのに、
    と思っていました。


    でも、放っておけなかった。

    彼女は私に依存していたし、
    私も彼女に必要とされているのが
    嬉しかったのだと思う。

    共依存的な関係だったのかもしれません。


    出席日数が足りなくなりそうになると、
    電話して、引きずってでも学校に来させました。

    卒業式の日、彼女のお母さんが
    私に泣いて言いました。

    「本当にありがとう。canaminがいてくれたから
    卒業できた。」

    あれから数十年の月日が経ちました。

    今でも、Aちゃんとは友達です。

    Aちゃんとの出会いも、
    運命的だったと感じています。


    彼女がいなければ、
    あの定時制高校に行かなかった。

    恩師にも出会わなかった。

    そして、元夫にも出会わなかったと思います。

    彼女と出会って、
    私の人生は大きく動き始めました。


    あの公園で偶然出会ったあの日──

    「仲良くしてあげてくれないかな?」

    と言われ、一緒にお弁当を笑って食べたこと。

    それが、すべての始まりでした。

    時々、思います。

    私の方が彼女に助けられたんじゃないかと。

     
     
    「自分を大切に」をテーマに、心と身体を整える中で気づいたことや、日々感じたことを綴っています🌷 HSS/HSP。休職をきっかけに、自分との向き合い方を学んでいます。 同じような想いの方に届けばいいなと思っています🍀

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