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*シュロ*

    公園によく見かけるけど、日本人ってシュロ好きですよね⋯( ˙ㅿ˙ )
    多摩川でも、川沿いにあるゴルフ練習場?のそばにポツンと一本植えられてて、いつもそばを通るたびに、「なぜココにシュロ⋯!?」と思ってましたw

    いや、多摩川付近だけじゃない。私の実家は東北ですけど、実家近くの公園でもなぜか植えられてるんですよね⋯。寒い東北に、なんで南国っぽいシュロ植えてるのかいつも不思議でした⋯( ˙ㅿ˙ )

    そういうわけで、
    今日は「シュロ」について。
    シュロは、ヤシ科の一種。
    ヤシの木、ヤシの木、って一般にいうけど(歌にもなってるけど)、ヤシの木とは、いろんなヤシ科の木の総称のことです。

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    モサモサ枯れ葉が服みたいになってます⋯
    この枯れ葉は、誰かが選定しないと
    いつまでも残るようです⋯
    放置されてるのがよくわかりますよね⋯(笑)

    じつはシュロ、
    一見南国の植物に見えるけど、ヤシ科の中で最も寒さに強い(耐寒性が高い)のが特徴だったりします。マイナス10℃前後まで耐えられるらしい。
    成木であれば東北地方の寒さや雪にも耐えて冬を越すことができるようです。

    しかも病気や害虫にめちゃくちゃ強い。手入れをしなくても勝手に育つため、公共の公園や街路樹として管理が非常に楽というメリットがあるらしいのです( ˙ㅿ˙ )

    今でこそ放置状態ですが、昔の日本人にとっては「超実用的なスーパー植物」でした。
    まず、幹を覆う茶色いモコモコした毛(シュロ皮)なんですが、これは水に強く腐りにくいため、昭和中期頃までたわし、ほうき、縄(シュロ縄)の材料として全国で大活躍し、盛んに栽培されていました。
    さらに、シュロの幹は水分を多く含み、非常に燃えにくい。そのため、昔は「火事の延焼を防ぐ木」や「火災後の敷地の目印」として、民家の庭や集落の境界によく植えられていたらしいです。
    南国風に見せたくて、植えてるだけじゃなかったんですね⋯(笑)

    かつては生活を支える貴重な木でしたが、プラスチック製品の普及で使われなくなり、成長しすぎて手入れが追いつかなくなったものが、今の公園などにそのまま残されてる、というのが、この今のシュロの背景らしいです。⋯放置ってことかぁ(笑)

    以前、高知県に行った時に、空港も市内も、どこにでもドドーン!と高層ビル顔負けの巨大ヤシの木がたくさん植えられてて、めちゃくちゃ驚いた記憶があります。
    高知の街路樹で一番目立っている立派なヤシの木は、シュロではなく「フェニックス(カナリーヤシ)」や「ワシントンヤシ」という種類。幹が太くてパイナップルのようになり、葉が大きく広がるという⋯「ザ・南国」!( ˙ㅿ˙ )。
    他県、特に私のように東北生まれの人間が行くと、異世界感ハンパない(笑)。

    あの高知県のヤシの木も、じつは昭和30年代〜50年代にかけて、戦後復興が進む中、高知県が国を挙げて「南国・常夏の観光地」としてのブランドを大々的に売り出した名残だそうです。
    ⋯もともとあったわけじゃないみたいです。日本人、南国大好きだなぁ(笑)

    あ、でも童謡の、
    「名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子(やし)の実一つ」
    島崎藤村の、あれは実際に愛知県に流れ着いたヤシの実の歌。南国目指してわざわざ植えなくても、ちゃんと流れ着くことはあるみたいですね!(そこから増えるかはわからないけど⋯(*ˊᵕˋ*))

    高知のような南国リゾートへの憧れから、昭和の時代に日本全国で「自分の家や地元の公園にもヤシの木を植えたい!」というブームが起きたらしいです。
    でも、東北などの寒冷地ではフェニックスを植えても冬に枯れちゃうんですよね⋯(不死鳥ちゃうやん⋯w)。
    そこで、見た目はヤシの木っぽくて、マイナス10℃の雪国でも絶対に枯れないタフなシュロが、あちこちで植えられるようになった⋯というのがどうも経緯らしいです。

    南国ブームの名残⋯。
    とはいえ、高知県のあのヤシの木達も、植えられてから60年以上経ちました。現在、それらのヤシの木はビル5階分(20メートル以上)の高さまで成長しきっていて、高齢化による倒木のリスク、背が高くなりすぎて危険、管理維持(剪定)が大変⋯などなど問題に直面してるそうです。

    全国的にも、昭和に植えられた街路樹のヤシの木を安全のために伐採したり、背の低い若い木に植え替えたりする動きが進んでます。
    高知で見られるあの圧倒的な「巨大ヤシの木並木」は、次第になくなっていくのかな⋯?今後どうなるのかわからないけど、あの巨大ヤシの並木は今だけ見られる歴史的景観かもしれないですね⋯。
    多摩川から高知県に話が移っちゃいました。(高知県は好きな土地の一つなので、つい熱がww)

    多摩川河川敷にも一本だけ、枯れ葉の剪定すらされてませんがその名残が⋯。
    一本だけ、というのがイチョウを思い出します。⋯そう、シュロもイチョウと同じく「オスメス」がある木なので、増やさないために一本だけ、なんですね、⋯多分。
    シュロは水害にも流されないしっかり根付くので氾濫が多い多摩川には適してたんでしょう⋯そしてシュロは寿命が100年以上と非常に長い。

    長い寿命⋯なんだか一本ではさみしそう⋯。
    もう一本植えてあげたくなりますが、多摩川河川敷がシュロ畑になるのもなにか違う気もするし⋯(笑)
    これからも枯れかかったような渋い姿のまま、立ち続けるんだろうな⋯。

    せめて通りかかったら、見上げるくらいは、してあげたいですね(*ˊᵕˋ*)


     
     

    Luku

     
     
    朝、多摩川沿歩きつつ、道端の花の名前を調べながら通勤してたら、1年後ものすごい数の植物に出会ってました♪折角なので今年は何かに残しておこうと思い、noteに記録してみることにしました♪(*ˊᵕˋ*) ※競艇競輪競馬関係フォロバお断りさせていただいておりますm(__)m

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