
『願い岬の はじまりに』が三部作になりました
モノコン2026「せとうちモノガタリー賞」に応募している『願い岬の はじまりに』が、三部作になりました。
最初から三部作を書くつもりだったわけではありません。
最初に書いたのは、東京から島へやってきた少女・美月の物語でした。
Vol.01 美月篇
東京から島へやってきた美月。
そこで海斗たちと出会い、六人で過ごす時間が始まります。
中学、高校、そして卒業。
島で過ごした時間を、美月の視点から描きました。
https://monogatary.com/story/554238

書き終えたあと、ふと思いました。
同じ時間を、海斗はどう見ていたんだろう。
そこから生まれたのが、Vol.02です。
Vol.02 海斗篇
描いているのは、Vol.01と同じ時間。
でも、視点が変わると、同じ出来事が少し違って見えてきます。
美月には見えていなかったこと。
海斗が言わなかったこと。
Vol.01とVol.02を続けて読むことで、ひとつの物語になるように書きました。
https://monogatary.com/story/554362

そして二作を書き終えたあと、今度は六人の「その後」が気になりました。
卒業して、それぞれの場所へ進んだ六人。
三年後、もう一度集まったら、どんな話をするんだろう。
そうして三作目を書きました。
Vol.03 花火が終わるまで
高校卒業から三年後。
夏祭りの日、六人が久しぶりに島へ集まります。
高校生だった頃とは違って、それぞれが自分の人生を歩き始めています。
うまくいっていることもあれば、そうではないこともある。
そんな六人が、花火を見ながら過ごす一夜を描きました。
https://monogatary.com/story/555238

こうして振り返ってみると、
Vol.01 美月篇は美月から見た青春。
Vol.02 海斗篇は海斗から見た同じ青春。
Vol.03 花火が終わるまでは、その青春から三年後。
という三部作になりました。
一作だけでも読めますが、もしこれから読んでいただけるなら、ぜひVol.01から順番に読んでみてください。
三作目までたどり着いたとき、最初の物語とは少し違って見えるものがあるかもしれません。
『願い岬の はじまりに』。
六人の物語を、最後まで見届けていただけたら嬉しいです。
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