メインコンテンツへスキップ
見出し画像

【温泉探訪記#8】便利な立地に楽しさ満載!田舎ドライブのちょうどいい拠点「くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズ」(北海道 栗山町)

    石狩平野の南東部にある栗山町くりやまちょう。
    札幌からは車で1時間ほどで、岩見沢や夕張も近いこの町は、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹元監督とも縁のある地として知られている。

    西には川、東には山と豊かな自然に囲まれ、人口1万人と比較的栄えていながらのどかな農村の雰囲気を味わうことができ、休日にちょっと遊びに行ったりするのにピッタリ。今回は、その中でも人気を誇る「くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズ」をご紹介したい。

    人を選ばず美肌にも良い泉質を誇る温泉に加え、定期的にイベントも開かれるというサウナや広いキャンプ場を備えるほか、栗山市街近くの国道沿いという立ち寄りやすい立地も魅力。この度は出張の拠点として利用させていただいた。

    訪問時期:2025年夏

    外観〜受付・館内の雰囲気

    町内を縦貫する国道234号沿い、道道30号との交差点のすぐ近くにくりやま温泉はある。

    大通りにはサツドラやガソリンスタンドが並び、辺りはまさに市街地といった感じだが、ホテルへの道を入っていくと目の前にはたちまち緑と川が現れ、まるで別世界にやって来たよう。
    自然の豊かさと人里の安心感が同居する絶好の立地のおかげか、併設するキャンプ場も多くのファミリー達で賑わっていた。

    くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズの外観写真
    もちろんホテルで宿泊も可能。
    全体的にきれいな印象だけれども、
    建物の上の方にちょっぴり時代の流れを感じる

    館内に足を踏み入れるとすぐにフロントと売店が。
    この時は会社で宿を手配していただいたので実質的に出費はなかったものの、日帰り入浴は700円とのこと。入浴可能時間は6:00〜24:00(最終受付23:00)と長く、さまざまなスタイルの滞在に対応できるのが嬉しい。

    くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズの売店
    フロントの向かいにある売店。
    写真右奥にはお酒の瓶が並んでいた記憶があったが、
    HPによるとそこはカフェ&バーのようだ

    正面の突き当たりにはレストランがあり、そこを左に曲がると温泉。ゆっくり見て回る時間がなかったのが惜しいけれども、栗山天満宮の分社や祭りの神輿の展示もあるようで、くつろぎの中で伝統と活気も存分に感じられる館内となっている。

    なお、冒頭で述べた通り今回は当ホテルに宿泊させていただいたのだが、昨夜は夜通し運転からの部屋飲みで爆睡、朝は寝坊とタイミングを逃し続け、ようやく温泉に足を向けたのはチェックアウト寸前の9時。私だけが急ぎ足の中、未だ眠りの中のゲームコーナーを横目に往来する人々の流れは、朝ならではのゆったりしたものだった。

    また、広い休憩所では座ったり寝転んだりと思い思いの時間を過ごす人がぽつぽつと見られ、温かなムードに早くも期待が高まる。

    くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズの休憩所
    全貌を覗うことはできなかったが、
    こうして見るだけでもとても広い休憩所。
    ゲームに漫画、軽食と何でも揃う

    成分解説&入浴

    脱衣所も十分な広さがあり、内装はシンプル。
    ここで恒例の温泉分析書を見ていくと、泉質はナトリウム―塩化物冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)だった。

    「冷鉱泉って何?温泉じゃないの?」とお思いの方もいると思うが、実は温泉の中でも泉質名上の表記が「〇〇温泉」となるのは源泉温度が25℃以上の場合のみで、それに満たない場合は冷鉱泉という言葉が使われるのだ。
    (ちなみに、25℃未満かつ含有成分が規定値未満の場合は地下水となり、広義の温泉の定義からも外れる)

    塩化物泉はその名の通り塩で体の表面をコーティングしてくれ、保温・保湿に加え高い殺菌作用があるのが特徴。
    さらに、泉質名には惜しくも載らなかったものの炭酸水素イオンもそれなりに含まれているため、肌のクレンジング効果もあり「角質を落としてバリアを張る」という、まさに1粒で2度美味しい美肌の湯と言えるだろう。成分も濃すぎず、誰でも安心して浸かることができる。

    いざ浴室に入ると、広々とした空間に大きな浴槽が2つ。奥の窓からは外の明かりがよく取り入れられ、朝ということもあり明るくきれいな印象があった。
    この時間は人もほとんどおらず、とても快適にくつろげる。この後間もなく仕事を控えていながらも、思い切って羽を伸ばすこの瞬間がたまらない。

    くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズの大浴場
    温泉について|くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズ
    より引用

    現在の時刻は9時過ぎ。館内の張り紙には露天風呂とサウナは10時からと書かれていたが、外を見るとなぜか先客がいたので、入って良いものかと恐る恐る露天風呂に足を踏み入れる。

    城壁のような壁が和風テイストを感じさせる露天風呂は、写真のように半分が屋根で覆われていながらも、青空と緑を存分に味わえる空間。しかしやはりまだ準備中なのだろう、お湯の温度は体温と同じくらいとかなり低く、入っても熱さも冷たさも感じないから何だか不思議な感覚である。
    朝の空気を全身に感じながら、のびのびと。この温度帯なら身体への負担も限りなく軽いから、1時間単位の長湯も問題なくできるのだが、今回は時間がなかったため少し浸かってお暇した。

    くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズの露天風呂
    温泉について|くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズ
    より引用

    その後、もう一度内湯に入って体を温めてフィニッシュ。時間や日程によっては、サウナのロウリュイベントや露天風呂の「じゃぶじゃぶ池」噴水ショー(いずれも男湯のみ)などさまざまな催しがあるそうで、何度も足を運んでみると、その度に新しい楽しみに出会えることだろう。これはまた行かなければ!


    湯上がりのひととき

    いや〜、朝から良いお湯だった!
    ついついのんびりしてしまい、気付けば出発の時間ギリギリに。充実の休憩コーナーも是非とも覗いていきたかったけれども、この時は部屋に戻って大急ぎで支度をすることしかできなかったのが心残り⋯。

    くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズの1人部屋
    ちなみに部屋はこんな感じ。
    なぜか小上がりが妙に高い不思議な造りだが、
    ベッドは広くひとり旅の拠点には十分

    しかし、私はいつもねぼすけなため普段の旅で朝風呂はほぼしないものの、いざ入ってみると全身がスッキリしてとても気持ちの良いものだった。
    この日は土曜日とあってかチェックアウトする頃にはなかなかの人出となっていて、時間帯によっては大浴場も混み合ってくると思われるので、図らずも空いている時に入れて良かったと振り返る。

    快適な空間と保温効果抜群のお湯のおかげで、心も体も朝からホクホクになった私。外では澄んだ空の下で子どもたちが元気に遊んでいる様子も見られ、気分も晴れやかに1日のスタートを切るのであった。


    まとめ

    以上のように、くりやま温泉ホテルパラダイスヒルズは市街地のすぐそばながら本格的な温泉やくつろぎの空間が満喫できる多くの層に人気の場所。
    今回は滞在時間に余裕がなかったのでその全貌をご紹介することはできなかったが、各々のスタイルによってその楽しみ方は無限大とも言えるだろう。

    ひとりでも、みんなでも、ふらっと行っても、泊まっても。普段と違う休日を過ごしたくなったら、札幌から少し足をのばして栗山へ遊びに行ってみてはいかがだろうか。


    今回は以上になります。
    最後までお読みいただきありがとうございました。
    北海道を拠点に旅や温泉の記録を書いておりますので、よろしければこちらもご覧いただけると幸いです。

     
     
    生まれた時から旅と地図(特に交通関連・道の駅)をこよなく愛する22歳。 北海道・オホーツクを拠点に、体験や気になったことなどを気の向くままに書いていきます。

    あなたへのおすすめ