
映画感想文「藁にもすがる獣たち」森七菜が良い!わちゃわちゃ映画だが女優陣の熱演が見もの
普通に面白かった、コメディミステリー。
祖母(風吹じゅん)と二人暮らしの大学生カンジ(鈴鹿央士)。YouTubeをやってるが人気ないし、バイト先では女の子に突っ込まれるし、なんだか情けない。
そんな彼がある日、1億円の札束の入ったボストンバックを手に入れる。あたふたとするカンジだったが、その怪しげな金は訳ありだった。
ヤクザ(岩松了)に借金してる警官の江波戸(成宮寛貴)、彼を騙す謎の女(森七菜)、夫にDV受けてる主婦(MEGUMI)、本部の警官(小手伸也)等等が絡み、一見関係なさそうな人々が最後に繋がっていく様に膝を打つ。そこが見どころ。
何が最高って、森七菜の高笑いがめちゃくちゃ良い。これだけもっと見てたい。『国宝』での演技が本当に素晴らしかったが、いい女優さんだよなーとしみじみ思う。これからも彼女が出る作品はぜひ観たいと思わせる女優である。
ということで、ボケたチャーミングなおばあちゃんを演じる風吹じゅんと小悪魔的な森七菜が最高な映画。更にMEGUMI。色んな映画に出てるが大抵は場末の女とか疲れた主婦。そしていずれの作品もやさぐれ感を出せるところがそう割り切ってるところも含めて、唯一無二ですごい。
女優陣のはっちゃけを楽しむ映画である。