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わさび

    さわ田に 迷ひし 粗礫の
    足水は 冷たく
    かく かく
    回らぬ 水車の音は 久し、と
    教えた 郭公鳥の
    夢見に 落とされて
    たらちね 泣いた夜の ほどぞ
    辛みて 立ちすくむ

     
    【鎌倉の天気】
     こがれた記憶の あとを追ひしし
     寄すなみの しずくがまた 幾千に


     ▲ 雪男の記事一覧

     
     

    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

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