メインコンテンツへスキップ

水牛

    ただ一葉 読み読みぬ 母の手

    蒼く澄みて 鴎
    波の底 黝き死の光
    爆雷に打たれし魚

    二人炬燵の 熱き茶
    故しらず 文 ただ並びおり
    一日 母子語らむを

    闇の舟山は静けき

    水牛あゆむ道とおし
    廃宮に立ち残る 大王椰子


     ▲ 雪男の記事一覧

     
     

    雪男

     
     
    詩やSFをものしてゐます。古典、現文、英仏現代アメリカ問はず。好きな作家は、C.ブコウスキー、幸田文、ル・クレジヲ、紫式部より清少納言派 ― 長いものも、ぼちぼちに

    あなたへのおすすめ