
【中学受験】ぶれぶれな私、ぶれない佐藤ママ。
先日、NewsPicksで中学受験界隈では超有名な佐藤ママが討論している番組を見た。ちなみに私はNPレポートと週間ジョーホー番組が大好きなのでNewsPicksを契約している。
教育系のコンテンツは別に面白い訳でもないのだが、今まさに受験を控えた息子がいるので中学受験関係の番組はチェックしている。月額料金も回収しなくてはいけないしね。
NewsPicksの教育系番組には佐藤ママがよく登場する。
佐藤ママはエンタメ力というか相手に火をつけるのが上手いので番組が盛り上がるのだろう。
彼女の考え方に賛否両論あるのは言うまでもないのでここでは触れないが、誰に何を言われようと揺るがない「私の子育ては正しい」という確信が凄いなと毎回思う。どうしてこんなにも自分の子育てに自信があるのだろう?と疑問に思う。お子さん4人を超難関中学から大学に進学させたのは本当に凄いとは思うが、偏差値という縦の軸の一番上にいたからって、この世界には横の軸もあれば斜めの軸もある、そんなにシンプルなものじゃないから全体的に考えた時に何が正解なのかなんてわからないのにと個人的には考えてしまうのだ。
しかし、佐藤ママは芯が強くぶれない。セルフブランディングの側面もあるのだろうが、とにかく佐藤ママはぶれない。
一方の私は、何だかぶれぶれである。息子の帰国枠受験まであと少しなので、そろそろ受験校を固めなくてはいけない。息子の本命校は息子が行きたい学校なので何も問題はないのだが、受験には不合格という可能性ももちろんあるので、所謂安全校も受ける必要がある。この安全校選びが難しい。「ほぼ合格できそう」という軸以外、何を基準に選べばいいのか悩ましい。家からの距離、試験傾向、本命校との相性、教育方針、部活動、英語の取り出し授業、入学金の支払い期限などなど。
説明会を聞けば「すごく良さそうな学校だな」と思い、口コミサイトで悪い評判を見れば「やっぱり違うのかも」と思う。教育評論家はよく「学校選びには軸を持て」と言うが、我が家の軸である帰国生を積極的に受け入れており英語力を維持できる学校はたくさんある。
そもそも私は、子育ての軸というものをあまり持っていない。
自分の人生を振り返っても、自分がその時正しいと思っていたことが正しくなかったなんてことばかりだ。
むしろ「自分が正しいと思わないようにする」というのが、唯一の軸なのかもしれない。そんな変な軸を持っているせいか、何が正解なのか全くわからない。
日本ではあまり大きく報道されていないが、アメリカで話題のAI暴走のニュースなどを見ると、多くの親が子どもに歩ませたいと思っている王道ルートそのものが、進んでいる途中で消えてしまう気もする。親が子供にこういう道を進んでほしいと願う事、それ自体が時代にあってないと思っている。
なぜなら親である私達がこの先どうなっていくかわからないからだ。
わからないんだからわからないというのが正解で、自分達が持っている昔の価値観で考えるのはむしろ害ではないかと思ってしまうのだ。
しかし、わからないからこそとりあえず学力が高い学校に行くべきだという考え方もよくわかる。革新派の意見を聞いては「確かにな」と思うし、保守派の意見も「確かにな」と思う。AIによって生まれた余白を、AIが生み出した問いで埋めている。
この文章を暴走ニュースで話題のAIに読んでもらったところ「あなたの文章はただの受験の悩みではなく、 時代の変化の中で、親はどう子育てを考えるべきかという大きな問いに触れている」と言われた。
タイムリミットが近づいているというのに、答えのない大きな問いに向き合っている場合ではない。
家からの距離、試験傾向、本命校との相性、教育方針、部活動、英語の取り出し授業、入学金の支払い期限、こういった小さな問いと向き合うべきであるのは言うまでもない。