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Photo by2024gts

セルフ母の日のススメ

    息子がまだ幼稚園の年中さんだった頃
    夫と息子が、母の日のプレゼントを買ってくれた。

    駅前の花屋に行って、当時ひまわり組さんだった息子は、ひまわりの花束を見つけて、コレをママにあげたいと夫に言ったらしいのだが、その花束は4000円だった。

    夫は
    「高けーな。」
    と思い、もう少し手頃な値段のカーネーションの花束を買った。

    息子は、ひまわりの花束をあげたかったのに、とぐずって
    駅から家までは、子どもの足だと15分以上あったのだが、帰り道をずっと泣きながら歩いてきて
    家で待っていた私にも、その泣き声が聞こえる程だった。

    玄関で泣きじゃくる息子に、事の顛末を聞いた私は
    うんうんありがとうね、ママは何でも嬉しいんだよ、と言って、息子を慰めた。
    実際、なんでも嬉しかった。




    夜、布団に入って




    4000円、高いね。
    確かにね。




    4000円。



    私のこの1年の母としての頑張りは、4000円の価値もないんですかね??



    と、モーレツに夫に腹が立ってきた。


    我が子が泣きながらあげたいと言ってくれているのに、そんなに拒否しなきゃいけない金額ですかね?

    結構子育て中心に生活してて、こんな私の1年に、4000円分のねぎらいの気持ちもないんですか?と。



    朝、夫にその旨を伝えると
    「すいません。」
    と言われました。





    で、毎年母の日はやってくるんですけど


    コンビニとか、スーパーとかののぼりで「ああ、そろそろかな。」なんて思う気配りのできる男性なんて、この世にいるんですかね。
    あれに気づくのって、女性だけなのでは?

    そして今年も、早く送らなきゃマズイマズイと、自分は母にプレゼントを贈り

    どうせ、うちは誰も今日が何の日か知らないだろう

    夕飯を囲む食卓で、7時のニュースのアナウンサーが「今日は母の日ですね!各地の様子です!」なんて高らかに伝えるのを聞いて

    「あ…。」

    って気まずい時間が流れるのが関の山。



    いいんです。
    多分そんなもんです、どこも。



    かといって、何にもしないと
    また夜中になってイライラしちゃうかもしれない。

    だから、セルフ母の日はじめました。



    1年間、お疲れさま、私。
    よく頑張ったね、私。



    ミスタードーナツを買いました。
    夫2個、息子2個、私4個。


    いいよね、だって

    母の日なんだから。




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    10歳息子と夫との3人暮らしです。読むのも書くのも好き。変わりゆく息子に右往左往する毎日です。

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