
3Dプリンターのフィラメントを湿気から守るには
プリントのたびに「なんだか仕上がりが荒いな」と感じることはありませんか。ノズルの先でプチプチという微かな音がしたり、表面に針で突いたような気泡が残ったりするときは、十中八九フィラメントが湿気を吸っています。
特に梅雨の時期や湿度の高い日は、数日間放置しただけで出力の質に影響が出ます。僕も以前は「乾燥した部屋に置いてあるから大丈夫」と油断していましたが、あるとき重要な試作がことごとく失敗してからは、保管とケアをルーチンに組み込むようになりました。
湿気を含んだ材料をそのまま使うと、積層強度が著しく低下したり、急な吐出不良が起きたりします。今回は、僕が実際に試してきた対策の中でも、迷いがちな「専用ドライボックスでの保管」と「使う直前の乾燥」という二択について、現場の感覚をお伝えします。