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身につける短編小説 #7|Strength 第三話


    好きを続ける勇気

    美大に入れば、

    好きなことだけをして生きていける。

    そう思っていた。

    でも実際は、

    周りの作品がまぶしくて、

    自分の絵が小さく見える日もあった。

    「向いてないのかな。」

    そんな言葉が頭をよぎるたび、

    手が止まる。

    ある日、小さな雑貨店で見つけた一本のブレスレット。

    派手じゃない。

    誰かに気づかれるようなものでもない。

    それでも、

    「なんか好き。」

    そう思って手に取った。

    作品は急に上手くならない。

    評価が変わるわけでもない。

    それでも、

    そのブレスレットを身につける日は、

    少しだけ前を向いてアトリエへ行けた。

    卒業制作の日。

    友達が笑って言った。

    「そのブレスレット、いつも着けてたよね。」

    私は少し照れながら答えた。

    「うん。」

    「上手くなるためじゃなくて。」

    「好きを、続けるため。」

    ⸻

    今日のメッセージ

    好きは、才能じゃない。

    続ける勇気が、好きを育ててくれる。

    ⸻

    この物語は、アクセサリーブランド BOUNDARIES から生まれました。

    💎 BOUNDARIES|身につける短編小説


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    私は蠍で双子。 好きなものを見つけると、 人生は少しかわいくなる。 本、紙、文具、デザイン。 「蠍で双子舎」という編集室で、 未来の一冊を育てる日々を綴っています。

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