
ポッドキャストを始めようとしたら、急に世界レベルのコメディアンにさせられた
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋。
秋にはいろいろあるけれど、この年になると、だいたいやり尽くした気がする。
しかし、何をするにも金がいる!
すぐ続かなくなるかもしれないものに投資するほどの余裕、私にはない!
外に出るのも、そんなに好きじゃない。
そういえば、私、独り言が多いんだった。
……この特性、何かに使えるんじゃないか!?
そこで、ふと思った。
Podcast、よくない!?
そうと決まれば、早速録音!!
こないだnoteに投稿した、『源氏物語』の花粉症の話を、単純に喋ってみることにした。
でも、私の記事を朗読してほしい人なんて、そうそういない。
いたとしたら、かなりの変態だ!
だったら、普通に喋ってみよう。
そう思って、記事の内容を話しながら、あれこれ脱線していたら。
なんだか普通に友達と喋っているみたいになってきた。
そして、気がついた。
……窓、全開だった。
昼の1時。
おそらく一人と思われる女の大きな声が、外に響いている。
近隣の方は、一体どう思っただろう?
そんなこんなで、いよいよApple Podcastに登録しようと思った。
そして、早速つまずいた。
……これ、どこに投稿すんの?
Podcastを聴くところはある。
でも、投稿するところがない。
まさか有料?
そうなると、かなり話が変わるんだけど。
もう一つの方法としてSpotifyも見てみる。
Spotifyも、聴くところしかない!
どうすれば私の音声コンテンツを上げられるんだ!
ガサゴソ……。
なんとか投稿画面らしき場所にたどり着き、番組のジャンルを選ぶ画面まで来た。
一人語りだし「雑談」とかでいいやと思ったら、該当する選択肢が……
『即興、スタンドアップコメディ』
しかない。
嘘だろ。
窓全開でブツブツ喋ってるだけの女が、急に全米を爆笑させるマイクパフォーマンスの枠に放り込まれた。
震える手でボタンを押す。
いや、ニューヨークの舞台立つんちゃうねんから。
しかも私は、よく分からないまま、普段使っている個人アカウントで登録してしまった。
これ……、
知り合いたちに同期されるなんてことはないよね?
そもそも、音声って最大の個人情報なんじゃないか?
関西出身で、東京に住んでいて、38歳。
この程度なら、そんな人いくらでもいる。多分。
でも、さっきのPodcastで、私、近所の本屋の名前を言ってしまった。
これはまずいのではないか?
気になり始めたら、もう止まらない!!
東京に八重洲ブックセンターって何店舗あるんだ!?!?
Googleで調べてみる。
東京駅前の本店は、もう閉業している!
本店が閉業しているぞ!!
じゃあ、私が言った「近所の八重洲ブックセンター」って何なんだ。
……もういい。
あれは青い本屋さんだったことにしよう。
いや、青い本屋さんって何だ。
でも、これ以上は言えない。
身バレするから。汗
Podcastを始めただけなのに、何をやっているんだ、私は。
でも!
ここまで書いたんだから、もう公開する。
(Apple Podcastは、やっぱ無理だ)
恥ずかしくて死にそう。
聴いてくださった方、どうかコメントをください。
「普通だったよ」でもいい。
「思ってた声と違った」でもいい。
「窓、閉めろ」でもいい。
私を一人にしないでください。
ただ、「自宅が分かりましたよ」だけは、やめてくださいね。
怖いから。
※一過性の趣味かもしれないので、その時は察してください。
🎙️ 問題の第一回。
BGMなし、効果音なし。
あるのは、私の声だけ。公開処刑型ラジオ。
📻 10/14 更新
こちらの記事を、コニシ木の子さん『なんのはなしです課』通信 開催の六十通目で紹介頂きました。嬉しさのあまり勝手に朗読しています。