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小児喘息/高校


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    《h》の発音

    喘息悪化

    高校になって、電車で二つ隣の町まで通学するようになると、環境の変化が引き金になったのか、喘息が悪化した。
    通院をやめてしまったことが原因か?
    高校になって環境が激変したことが原因か?
    今となってはわからない。
    僕はそもそも六年生の時に、
    《喘息は治っていなかった》
    のではないかと思っている。
    だって、幼稚園の頃からずーっと悩まされ苦しめられてきた喘息なのに、
    寄居養護学校の一年間、ただの一度も発作を起こさずに退院したのだから、今から考えると不思議だ。
    やはり、家庭や学校になんらかの強いストレスがあったのではないだろうか?

     寄居養護学校というのんびりした学校に転校したこと、秩父の山あいの
    空気の綺麗な土地に暮らしたこと、もしかするとストレスの多かった家族
    から離れて暮らしたこと、それらが幸いして、発作のない平和な一年間を
    過ごすことができたということだと思っている。

    タンパク尿

    高校一年生の頃。
    疲れが溜まったせいかタンパク尿が出てしまい、病院からはあまり運動しないように言われた。
    これ幸い!
     とばかりに、体育の先生に事情を話し、体育の授業を二、三ヶ月も見学したことを覚えている。
    見学しているのだって、相当退屈な時間。
    でも、当時は苦手な体育から逃れられることが嬉しくてひたすら見学していた。


    先輩のアパートに宿泊

    同じく高校一年生の時に、三年生の深谷先輩の家に泊まったことがあった。
    深谷先輩は、アパートに独り暮らし。
    高校で同じ部活動だった。
    運悪くと言うか案の定と言うか、
    深谷先輩のアパートに泊まった日の夜、喘息の発作が起きた。
    それほど酷くはなかったが、翌朝こんなことがあった。
    深谷先輩が朝食にカップ・ラーメンを出してくれた。

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    箸が無かったので、
    「箸ください」と言うと
    「足?」
    と聞き返された。
    喘息で呼吸が苦しかったので、「H」の発音が出来ていなかった。
     
     

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