
講座レポート|関西大学SCL〈東京第1期〉2026年度 3日目 – 塩瀬先生、丸本先生・大山先生
こんにちは、関西大学ソーシャル・コミュニケーションリーダー養成講座ファカルティスタッフです。
この投稿では、講座レポートをご紹介します。
「関西大学SCLでは、どんなことが学べるの?」
「講座の雰囲気を知りたい」
そんなふうに気になっている方へ向けて、本講座のエッセンスを垣間見るきっかけになれば幸いです。
今回の投稿では、5月23日(土)に行われた第3回目の講義についてご紹介します。
午前の部:塩瀬隆之先生 (京都大学総合博物館准教授)
『チームを鼓舞する問いと場のデザイン』

午前を担当してくださったのは、京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之先生。「問い」をめぐる理論と小さなワークを、テンポよく行き来する時間でした。
入口は「伝える」と「伝わる」の違い。言葉は思っているほど素直には届かない、という当たり前を、手を動かしながら確かめていきます。やがて話は、問いかけ方ひとつで仲間が増えたり減ったりすること、「徹底的に考え抜く」ことから問いが生まれていくことへと進んでいきました。
参加された方からは、こんな声をいただいています。
> 問う前の準備が一番大事。問える関係性を作るところから問いが始まっている。
> (受講生 CSさん)
> 私たちはバイアスまみれだ。暗黙の排除が横行している。
> (受講生 MKさん)
一言で振り返ってくれた方の「問いの前に関係が問われる」ということば。問いそのものより、その手前にある関係性に目が向いていく時間だったのだと、読みながらしみじみしました。

午前の部:丸本瑞葉先生 (株式会社SciEmo 代表取締役 / CEO)・大山渓花先生(俳優/京都大学経営管理大学院 特定研究員)
『Emotion Driven – 感情を重視した新規事業創出プロセス』


午後は、株式会社SciEmo 代表取締役/CEOの丸本瑞葉先生と、俳優で京都大学経営管理大学院 特定研究員の大山渓花先生による共同講義。課題からではなく、人の「感情」を起点に新規事業を立ち上げていく方法論を体験しました。
流行しているものを観察し、そこにハマる人の感情を一言のセリフに落とし込む。後半は、そのセリフだけを手がかりに、まったく別のテーマで事業アイデアを立ち上げていきます。頭だけでなく身体や演じる感覚を使って確かめていくのも、この日ならではでした。
> 課題から、むりくり捻り出すより、感情から考える方がジブンゴトとして考えやすく、リアルなインサイトを考えられる気がした。
> (受講生 RIさん)
> 流行を感情でとらえ、それを転用して再構築する流れが非常に面白かった。こういった発想方法があるのか、と目からうろこ。
> (受講生 NYさん)
締めに、ある受講生が残した「感情は正直者」という一言。理屈の前に動いてしまう気持ちを、ていねいに扱うことから始めるのだと、ふふっと納得してしまいました。

おわりに
午前と午後、扱うテーマは違っても、どちらも「人と人のあいだに何が起きているか」をのぞき込む時間だったように思います。受講生の方々が残してくれたことばを読み返すと、その日の熱がそのまま伝わってきます。
講座の空気が少しでも届いていたら、うれしいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
本レポートのうち、午後の部の項目については、生成AIを補助的に活用して作成しています。掲載しているコメントは、回答者本人の同意を得たうえで、イニシャル表記で紹介しています。