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Photo bytomekantyou1

ひとをやんわりと静かに排除する方法

    べつに大して傷つきはしなかったけど。

    なるほどね〜、「世の人」というのは、こういうやり方をするものなのね、と勉強になりましたので、ご紹介しておきます。


    もちろん明らかにこれはハラスメントです。
    だから「良い子のみんな」は決してマネをしてはいけません。
    まぁ、実際はバカバカしくて、いちいち訴えるのも、なんなんだかというレベルの事案。


    あるキリスト教系の短期大学のなかに、ある小さな委員会がありました。
    二人か三人程度の委員会です。
    僕はその一委員でした。
    委員長はお年を召した方でしたが、事なかれ主義がモットーのかた。
    彼は、僕が彼の事なかれ主義に迎合せず、常にスジを通して反対するのを嫌がりました。

    そこで、僕以外のひとたちに、嘘をついたのです。
    「西願さんは、この仕事をしたくないそうです」と。

    僕はそんなこと言ったことなど、一度もないのに!
    むしろ僕はその仕事を楽しんでいたのに!

    そして委員長は、僕の代わりに二人の若くて、お年寄りに従順な方々に、その仕事を割り当てました。
    波風立てずに、事を進めるためです。

    もしも僕が委員長氏を「その仕事は本来、僕がする仕事であり、それを僕から奪うのはハラスメントです」と訴えたなら、おそらく委員長氏は「西願さんはいつも私にたてをつく、だからこの仕事をしたくないのに違いないと忖度した」と逃げ口上を言うのは火を見るよりも明らかでした。

    しかし以後、その二人の若い方々は、ことあるたびに僕を敵視するようになりました。そして協調性に欠ける、我儘だ、仕事をしないと、僕についての悪い噂をあちらこちらで吹聴しました。

    これがキリスト教教育をかかげる学校の内部で行われていた、静かに波風立てず、平和裏に、つまりある視点で見てみれば「みんな善意で生きている」と解釈しうるやり方で、ひとを排除する=社会的に抹殺する方法です。


    ご紹介まで。


     
     
    パリ第1大学歴史学博士。 若い方々、また一般の方々との関係を大事にしたくて、パブリック・ヒストリーを実践しようと、noteを始めました。どうぞよろしく。

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