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Photo bynoouchi

それは誰のための子育てですか

    「これが子供にとっていい子育て」
    「自分がしたい子育て」
    「子供にとっていいと 自分が思っている 子育て」

    この三つ、似ている顔をして並んでいるけれど、よく見ると全然違う生き物だな、と思うなど。

    一つ目は、育児書や専門家や世間の声が連れてくる、いかにも正しそうな顔をしたやつ。

    二つ目は、自分の価値観や癖や、たぶん過去の傷まで引き連れてやってくる、わりと正直で、わりと身勝手なやつ。

    三つ目は、その二つが手をつないで「ほら、これは子供のためだから」と囁いてくる、一番ややこしいやつ。

    怖いのは、三つ目がいちばん善意の顔をしているところだと思う。自覚のないまま親の願望を「子供のため」というラッピング紙で包んでしまうと、開ける側はなかなか断れない。

    全部が重なってくれたら楽なのに、現実はだいたいズレていて、しかもズレていることに気づくのは、たいてい後からではなかろうか。だからせめて、これはどれだろう、と一度立ち止まって分けてみる。その作業自体が、もう子育てなのかもしれないな、などと思ったりする。

    正解がないからこそ、混ぜない努力だけはしたい。今日も、静かに自戒を込めて。

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    地盤、地震解析の技術者。地盤や地震の解析したり、子育てしたり、音楽したり、ビール飲んだり。フォロー全返し。競馬や宝くじの予想垢は返しません。Twitterもフォロー全返しますのでよかったら。 Twitter 中の人:@seisorche note用:@seisorche_ils

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