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慣れと経験

    これ、真冬にバイクで長野の峠へ行ってテント張ったら翌朝こんなになってたってやつです。まあ、案外暖かくなって昼前にはわだちの分は完全に融けたんですけどね。

    750と400でともにロードバイク。普通なら絶望してたとこでしょうが、おれが「すんげえことになっちゃったなあ」とぼやいてたら、相方が「ま、コショウも焼酎もたくさんあるから」でお互い納得するという謎世界。

    はじめは弱かった

    テント泊で初めて悪天候に見舞われたのは上記とおんなじ相方と長野へ行った時で、いまのように十分な情報がないため高校生にとっては大金である数千円を払って上高地へ入り避難的にテントを張った時でした。

    そもそもは安房峠(当時はトンネルなし)を越えて平湯のどこかで寝る予定でしたが、嫌がらせのごとくでっかい観光バスの行列が峠で大渋滞を引き起こし、相方のクラッチが過熱でダメになり仕方なく引き返しての上高地。

    そこまでのさんざんな疲れと大金を使ってしまった不安、追い打ちをかけるように土砂降りで安物テントは浸水するし、相方に聞こえないように泣きました。あまりにも不安で情けなくて。

    装備の見直し

    まず4990円のクソテント。雨が入ってくるテントほど腹立たしいものはない。次にストーブ(コンロ)。キャンプ用のガスは田舎では手に入らないため長旅になると補給の不安がある。そこらへんは下記。

    さらに雨具はやはり安心な登山用。しかもまだ珍しかったゴアテックス。荷物の積み方もバイク用のサイドバッグの上に登山用ザックを載せることでバイク置き場からテン場まで遠くても一度に荷物を運べるよう工夫。

    横積みにしたザックの上にツーリングネットでサブのバッグと途中で入手した酒や食料を積載。雨が降ったらザックカバーをごっそりかければ終わり。なかなかうまいこと工夫できたと思いました。

    とはいえ寒い時期に出かけるようになると防寒が大事になる。自転車と違ってバイクは乗ってるだけなので一方的に体温を奪われます。マジでつらい。

    とくに守らなければならないのが、首、手首、足首だとなにかで知ったので、首はなんかしらをぐるぐる巻き、長い防寒グローブを使い、足首に案外効果的だったのが登山用のスパッツ。

    かなりサマになってきた。これだけ積むと日数制限なく出かけられます。

    ニートだったし。

    上高地リベンジ

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    昔はオフシーズンなら上高地公園線も自分のバイクや車で入れたんですよ。まあ、あんな景色を拝めるとこだったのね。雨に降られて泣いたりしてバカみたい。本当にきれいなとこです。

    乗鞍スカイライン

    ここもいまじゃ一般車通行止めだけど昔は普通に走れた。まあなんといっても一般道最高高度(2700mとか)なのであからさまに空気が薄い。けど、ホント空を走ってるみたいで最高なんですね。なんども行った。

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    最初いったときはぼくがCBR250R、相方はなんとハスラー50。空気が薄いもんだからどっちのバイクもヘトヘト。CBRもアクセル全開で60km/h出ないという。。まあ、飛ばしても仕方ない絶景なんで。

    のちにVFR750Fで行った時も結構パワーダウンを感じましたね。相方はSRX400で、「なんともねえよ」って言ってました。どうも1気筒当たりの排気量がでかいと有利らしい。

    まあそんなこんなで

    てなわけでいろんなとこへ行きました。夏の長野や北海道の絶景を走るのもいいんですけどね。次第に弱っていく自分を感じながらクソ寒い中を走って、最終的に温泉につかるってのもかなりな最高なんです。

    当時は「道が凍ってたら戻ればいいじゃん。」「雪降ったら融けるまで待てばいいじゃん。」って平気で思ってましたね。まあ、どうせ二人ともニートだったし。

    クソテントで泣いていたころや半べそになりながら溜まった水をタオルで排水し続けた経験が活きたというか、少々のことでは動じなくなった。

    相方が一番イヤだったテント泊

    北海道へ向かう道すがら津軽半島も行こうってことになり、海岸にテント張ったんですけど、おれの大好きなAMラジオが朝鮮放送しか入らない。よくてロシア語。

    酔っぱらってるので朝鮮放送聴いてるとなかなかに面白い(意味はまったくわからない)なんか気合の入った演説が続いていてひとしきりすると歌が始まるんですよ。その繰り返し。

    あんまおもしろいんで(酔ってたし)ボリューム最大にして相方のテントの方へ向けてたんですが、面白くてついつい笑ってしまう。

    翌朝、「朝鮮放送聴かせようとするのはいいんだけどさ、『うひひ、うひっ、うひひ』ってのやめてくんねえかな。」って言われた。

    あとその朝、すんごいでっかいうんこが出てどうしても見てほしいといったけれど見てもらえませんでした。朝鮮放送がいけなかったのかな。

    まだまだ未踏の地はたくさん

    瀬戸内には全く行ったことがないんですよ。けど観測船からは眺めたことがあって、小さな島々がたくさんあって複雑な海岸でとっても美しいなあと感動しました。

    こんどは陸地をバイクで走ってみたい。しまなみ海道も行ってみたい。四国は一人じゃ怖かった(お化けが怖い)ので相方とリベンジしたい。もちろん長野や北海道も何度でも行きたい。

    定年したら貧乏になるから、行った先でちょろっと働いて結構稼げるスキルを身に付けよう。そんな都合のいいもんないか。。

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    海とか山とか自然が好きだったのとナウシカの影響で環境科学の研究をしていたことがあります。アメリカへ4年行っていました。国際論文をそこそこだし、国内外受賞3回。帰国した結果は無職。いまの会社に拾ってもらい、ゆるく生きてます。

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