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Photo byピーテル・パウル・ルーベンス / メトロポリタン美術館

先を読む力・読まない力

    先見性という言葉がありますが、時代の先端を捉えて、この先どのようなニーズが生まれていくのか、世の中がどう変わっていくのかを先読みする人たちがいます。

    確かにビジネス面だけでなく、流行だったり、ライフスタイルだったりと、先を見据えた行動を取ることは重要です。

    僕らは未来の予言はできませんが、予見することはできます。過去から今までの流れを踏まえて、近い将来の動きをある程度の範囲で予測は可能です。

    例えば今からネットを使わなくなる、という方向性は考えにくく、むしろ5Gなどのインフラが整備されて、ますます使い勝手が良くなるはずです。

    であれば、そのインフラを使って、今のビジネスを拡張できないかとか、これまでは物理的に無理だったことができるようになるかも、といった短期的な予測をして、手を打つことは可能だと思います。


    逆に、近く辛い食べ物が流行る、とか、ホラー映画が流行する、などと言った予測は、あまり当てになりません。

    予測できない事をさも必ずやってくる未来のように語られるのは、シンプルに胡散臭いなあと思います。


    こうした事実から、先を読む力と同時に、先を読まない力も重要ではないかと思い始めました。

    先が読めそうなことについては、一生懸命に先を読む。先が読めそうもないことは、読むのをやめる。敢えて考えるのをやめるという訳です。


    なので大事なのは、何でもかんでも先を読もうとすることは、時間や労力の無駄と認識すること。先読みできる事柄かどうかを、しっかりと事前に考えること。

    ではないかと思います。


    先手先手で動くことも大事ですが、場合によっては動く選択肢を、ある程度幅を持たせることも重要に思います。

    先見性を磨くのも大事ですが、ある点に置いて先読みしないことも、考えておいた方がいいなと思っております。

     
     
    尊敬する藤子・F・不二雄先生の名作を、多様な切り口でレビューしてます 野望は世界初、F作品全てを記事化すること 気持ちは毎日投稿中 モットーは「一つの記事に一つの発見を」 本業はエンタメコンテンツを世に届ける仕事(28年目) X(twitter)FF23181933

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