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Photo byピエール=オーギュスト・ルノワール / メトロポリタン美術館

新しいものを取り入れる。

    普段スポーツ中継などは大相撲くらいしか熱心に見ていないのですが、さすがにオリンピックともなると、自然とテレビにチャンネルを合わせてしまいます。

    特に日本のメダル候補うんぬんには関心が深まらないのですが、それでも見慣れない競技が放送されると、この機会に観てみようという気持ちになって、いつの間にか熱中してしまったりします。

    ただ、人間、年を取ってくると、新しい概念、それはスポーツでも芸術でもいいのですが、これまで身近に感じてこなかったものを目の前にした時に、そこに関心を寄せるのは非常に億劫になります。

    新しいものを取り入れるよりも、従来から知っているものを深めることを優先してしまうのです。

    例えば、若い頃からの趣味である映画鑑賞でいうと、最近は全く新しい作品よりも、シリーズものだったり、原作をよく知っているものを選んでしまいがちです。

    新しい世界を知るのは本来楽しいことなのですが、楽しさを得るまでのとっかかり期間が、非常に面倒くさく感じてしまうのです。


    僕の友人に、割と直近のトレンドを取り入れるのを得意としてきたヤツがいます。業界は全く違うのですが、同じ営業マン仲間としても、非常に尊敬のできる人です。

    ところが彼と最近会って話をした時に、同じドラマを繰り返し見ているというような発言をしていて、オヤッと思いました。

    同じドラマを見て、同じ場面で、同じようにドキドキしているというのです。

    まあその気持ち、十分にわかるところではあるのですが、特に目的もなく同じコンテンツを繰り返し見るのは、僕らのような中年男子にとってはあまりいい話ではないように思う訳です。

    一度自分の中に取り込んだ「世界」をもう一度振り返るのは容易いことですが、新規の世界に飛び込むのは、とてもストレスがかかることです。

    けれど、新しいものから受けるストレスを乗り越えないと、自分の幅が広がらないような気がするのです。


    では僕はどうかと言えば、最近は、マンガアプリなどで無料漫画を読んでみるということを積極的にしています。

    タイトルは聞いたことあるのに手を付けていなかった作品、最近話題だと言われている作品、もしくはアプリがおススメしてくる作品など、毎日ちょっとでも読むようにしています。

    これ、若者からすれば当たり前じゃんという話なのですが、年を食うと、知らない漫画を読むのは本当に骨の折れることなのです。


    というわけで、同じドラマばかり見ているという友人に、その時はジョーク気味でしたが、それだと感覚古くなるよ、と伝えておきました。

    全く持って余計なお世話なのですが。



     
     
    尊敬する藤子・F・不二雄先生の名作を、多様な切り口でレビューしてます 野望は世界初、F作品全てを記事化すること 気持ちは毎日投稿中 モットーは「一つの記事に一つの発見を」 本業はエンタメコンテンツを世に届ける仕事(28年目) X(twitter)FF23181933

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