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AI とは人を支配するツールである

    シープルというテーマで今までいろいろ書いてきたが、突き詰めていくと、AIとは人を支配するツールであるという結論に至った。
    だれが支配者になるのか、と言えば、ハードディスクを持っているものである。
     我々シープルはメールでもラインでもそのハードディスクに自らのことを書き込んで・・・それは恋人のことであったり、自分や家族の病気、悩み、会社で起こったさまざまなこと、不満、飲み会の約束、などなど・・・を書き込むわけであるが、ハードディスクを持つものがそれらの全てを知るわけである。
     言われてみたら「なるほど」と思わないだろうか。
     思っても「どうしようもない」という顔をされる人がほとんどだ。
     そのような顔をされた方。その人こそがシープルなのだ。
     牧場の子羊の中でも自分達の運命を知る者もいるのかもしれない。
     だがどうしようもない。
     それと同じである。

     先に都営地下鉄を売却しようとしている小池都知事、そしてこの我が国の急場で「夫婦別姓」を今度の総裁選の目玉にしようとしている総裁第一候補の進次郎。
     なぜこのような話になるか、というと、支配者がお望みだからであろう。
     小池も進次郎も我々と同様にLINEをつかい、メールを使い、その他諸々のことで自分のプライベートを丸出しにしてあげくにシープルになったのである。
     驚くべきことに、このトップ二人だけがシープルなのではない。
     自民党の国会議員・・どころか、日本の国会議員丸ごと、そして霞ヶ関の官僚丸ごとシープルになっていて、支配者の命令に一糸乱れず従っている。不協和音すら出ない。もちろんマスコミも抑えられている。

     考えてもみよ。AIというものはかくも簡単に、そして大規模に支配が完結するものなのである。
     LINEが流行って、これがちょっとバズって、日本国民のほとんどがLINEを使うようになった。するとライン以外のメッセンジャーアプリを使うことが困難で考えられないほどになる。
     ある時、友人にLINEの危険性を説き、Signalというメッセンジャーアプリを勧めた。フンフンと頷いてくれたが、いざアプリをダウンロードする段になると渋り出した。
     「こんなの誰も使っていない」と言い、うつろな表情を浮かべた。
     その表情が何を意味しているのか分からなかったが、その表情が忘れられない。
     最近、わかった。同じパターンで現れるこの表情。それはシープルの表情なのである。

     今や日本国民の9割がLINEを使っている。今日もせっせと1億の人が自分の大事なプライベートをLINEの大きなハードディスクに書き込んでいる。
     このハードディスクは韓国にあるとも中国にあるとも言われていて、韓国人、中国人が管理していると言われている。
     彼らこそが日本の支配者になったのだ。
     だから我々日本人は最近何をやってもパッとしないのだ。
     このような力学であるのだ。
     
     政治家、官僚、マスコミ丸ごとシープルで彼らの支配を受けている。
     だから、都営地下鉄を売る、と言っても、夫婦別姓をやる、と言っても、大規模な反対意見が上がらないのである。
     エックスやFacebookでブツブツいう人はいるが、小火(ボヤ)である。
     こんなもの支配者にとって何でもないのだ。
     シープルたちにもガス抜きが必要だろう、というわけである。
     いや、小火がひどくなったら、消し止めたら良いのだ。
     日本政府に言って、エックスをブラジルのように禁止すれば良いのである。  
     日本政府は何でも命令をよく聞くシープルだ。簡単だろう。
     もっとも小火を出す本人もLINEを使っている人が殆どだ。
     ちょっと彼らの今までのLINEを覗いてネタを探して小声で脅かしてやれば、すぐに命令を聞いて、自分の言説を微妙に、あるいは大きく変えるだろう。ホリエモンの様に、だ。

     ネットが出て、メールが出た時に、なぜこのようなサービスが無料で使えるのか皆、不思議がっていた。
     そのうちにこの手のものは無料が常識となった。
     LINEも無料であった。
     これらは何なのか。
     メールもLINEも大きなハードディスクが必要でこの運営には莫大な金がかかるものだ。それを我々に無料で使わせてくれる。 
     しかし、世の中に無料のものなどない。
     その代償は何なのか?  「支配」であったのである。


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