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AI診療について考える AI診療であなたもシープルになる

    最近、我々医師の集まりの中でAI診療のことがよく話題になる。
    AIがどんどん進歩していき、AIが診断をするようになり、我々は要らなくなるのではないか、という話である。
     実際にレントゲンの読影、皮膚所見、眼底所見の読影にすでにAIはかなりの力量を発揮している。
     AIは画像データの読影、血液検査の解析は非常に強い様だ。
     なるほど、今はAI問診というものもありすでに導入されている。
     そのような問診を経て、レントゲン、血液検査、心電図、他、MRIやCTの画像データを入力すれば、けっこうな診断をしてくれそうにも思う。そのくらいの力量があることは、もはや認めなければならないだろう。

     しかし、重要なことを見落としてはいないか。
     AIが診断をする、といっても、コンピュータがやっている、というわけではないのだ、ということを皆さんは気が付かないといけない。
     そのコンピュータを管理している人、ないし集団がいるのですよ。
     その集団は「ある意思」を持ってこの様なことをしているのですよ。
     AIに診断をさせるとなると、相当性能の良いコンピューターが必要だ。
     たくさんの患者データを集めて解析するので、そのようなデータを保存しておく巨大なハードディスクも必要だ。
     それらを動かすには莫大な電気も必要。
     当たり前だがすごくお金のかかることなのだ。

     それをあえて行う。そこには明白な意思があるものと考えないといけない。
     金か。もちろんお金ということもある。
     しかしこの手のもの。使用するにあたる代金は割と安価である。
     現在、医療機関でも「AI問診」をするところが出てきた。
     AI問診。AIが病状を聞いてくるのでそれに対して我々患者が答えるのである。

     そのような症状ですか?  お腹が痛いのです
     いつから痛いですか?   昨日の夜からです。
     何か変わった食事をしましたか? などなど。
     あともちろんであるが、性別、年齢、職業、家族構成なども聞かれる。
     お酒を飲むか、タバコを吸うか。
     あと過去の病歴、現在罹っている病気、など・・・ですね。

     このようなことでAIが患者さんと実際に会話して聴取して、きれいな問診表を作るのである。今はこのくらいは出来る。非常に便利な様に思う。
     それがすでにビジネスとして展開されている。 
     その費用は然程のものではない。すでに導入している医療機関も珍しくはない。例えば以下の中津市立病院である。

     胸部レントゲンでも、怪しいところを示してくれるものもある。
     医師は自分でも見ているが、AIが「怪しい」と示してくれたところを更に仔細に見る。見落としは少なくなり、より正確な診断に辿り着ける訳だ。
     これもすでに取り入れらている。これも然程の値段ではない。

     さて、先に述べた様に、このようなAIサービスを展開するものの狙いは何なのか?
     この様なサービスを展開できる人、集団というのは世界中でも限られる。そのようなAI技術、それを支えるコンピューターシステム、それを管理するエンジニア、電力・・・莫大なお金がかかる。
     
     多くの人が利用してくれると、多くの人の個人情報、医療データが集まる。それはその個人個人の重要な秘密である。そのような人たちの秘密を一手に握ることになる。つまり多くの人を支配出来るのである。
     それが彼らの目的であり、明白な意思である。

     このようなサービスが40年前から機能していたとしよう。
     そして多くの人の個人データをストックしていたとしよう。
     そこには若いころの高市早苗首相の医療データもあるかもしれない。
     彼女は学生時代はけっこう不良というか、ヤンチャな人だったようだ。
     社会人となりレポータとして活躍していた時代もあった。
     色々な医療データもあるかもしれない。 
     そのような秘密を握ることができたら、彼女を支配でき、ひいては日本国も支配できるのである。

     このブログのテーマである。AIによる国の支配、会社の支配、国の支配である。
     LINEと同じ構図である。

     最後に我々の重要な見落とし。
     医療というものには「守秘義務」があるのです。
     つまり、医療に携わるもの、医師や看護師、事務のスタッフなど、患者さんのことを外に漏らしてはいけない訳です。罰せられます。
     これが守秘義務です。
     
     このAIによる一連のこと。これはすでに守秘義務に違反しています。
     このようなサービスを用いてそちらの方に患者さんを誘導する医療機関のその行為はすでに守秘義務に違反していると考えないといけない。
     AI問診を取り入れて効率化を計ることができた、と考えているのかもしれないが、守秘義務から考えると、このようなことは慎むべきではないだろうか。
     また、そのようなものに安易に乗ること。患者さん自身も十分に自重しなければならない。
     病院に出向いて従来位通り紙の問診票に記入すれば良いのですよ。
     AIだからといってベラベラ喋ってはいけないのですよ。

     そのAIの背後にはあなたを支配しよう、シープルにしてしまおうと虎視眈々と狙っている輩がいるということをゆめゆめ忘れてはいけない、ということです。


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