
フルマラソン、1度の失敗が僕を変えた。―次こそ完走したい人へ。15年走り続けて見つけた、自分の設計図―
最初にフルマラソンに挑戦したとき、
僕は自分のペースなんて、何も分かっていなかった。
早く走ろうとして、
早く結果を出そうとして、
そして、失敗した。
それでも、走ることをやめなかった。
15年走り続けてきた今、思うことがある。
フルマラソンを完走するために必要なのは、
気合いや根性だけじゃない。
自分を知り、計画を立て、調整しながら続けること。
僕が失敗から学び、少しずつ作ってきた「自分の設計図」について書いてみたい。
1. 最初の完走と、その後の失敗
走り始めて、半年ほどで初めてフルマラソンに挑戦した。
結果は完走。
ただ、途中で歩き、立ち止まり、休みながら、なんとかゴールしたというのが本当のところだ。
それでも、42.195kmを走り切ったことは大きな自信になった。
ところが、何度かフルマラソンを経験するうちに、少しずつ自信が過信に変わっていった。
「これくらいなら大丈夫だろう」
そう思って、前半からペースを上げた。
その日は暑さもあり、給水も十分ではなかった。
結果は、途中棄権。
脱水状態になり、点滴を受けることになった。
走れるつもりでいた自分と、実際の自分。
その差を思い知らされた。
悔しかった。
でも、今振り返ると、あの失敗があったからこそ、自分の走り方を真剣に考えるようになった。
次は、同じ失敗を繰り返したくない。
そう思って、僕は練習の仕方そのものを見直すことにした。
2. 半年ではなく、1年で考える
以前の僕は、半年ほどあれば何とかなると思っていた。
でも、失敗を経験してからは、準備期間を1年で考えるようになった。
特に、走り始めたばかりの人や、2回目、3回目のフルマラソンに挑戦する人なら、焦って結果を求めるより、時間をかけて準備することも大切だと思う。
大事なのは、ただ長く練習することではない。
1年という時間を使って、少しずつ自分の体と走力を整えていくことだ。
僕は、年間の練習を大きく4つの時期に分けて考えるようになった。
* 準備期:走る習慣を整え、無理なく土台を作る。
* 走り込み期:距離を踏み、長く走る力を養う。
* スピード期:ペースを意識した練習を取り入れる。
* 調整期:疲労を抜きながら、本番に向けて体を整える。
もちろん、これは僕が自分の経験から組み立てた方法だ。
体力や走歴、目標タイムによって、必要な練習も期間も変わる。
大切なのは、誰かの練習をそのまま真似することではなく、自分に合った計画を持つことだと思う。
ここからは、
フルマラソンに挑戦したけれど、思うように走れなかった。
「次こそ完走したい」
そんな人に、僕の経験を伝えたい。
僕も一度、途中棄権を経験した。
そこから変えたのは、練習量だけではなかった。
15年走り続けてきた僕が、失敗から学んだこと。
それは、走り出す前に、自分なりの設計図を作ることだった。